ログオンピンチ!?
とある元苦情担当の安否が気になり、昼御飯はあまり入らなかったが夕御飯は普通に食べて夜再びログオンした。
レン
「やっぱりここか」
目の前にはやっぱり最初の村の門があり、ボロボロで溶けているような緑色の物体とボロボロのルウが・・・・・って!?スラサブローとルウ!?
レン
「おい!?大丈夫か!?何で倒れてるんだ!?」
「それは僕達が倒したからだ」
・・・嫌な予感がする。
俺は声がした村の門のほうを見た。
「会いたかったぞ、ゴースト!!」
村の門の向こうに沢山の人の集団がいた。集団の中には旗を持っているのが見えた。旗にはゴーストに聖水をかけ隊と。
・・・・集団の先頭には自分のことを僕という女の子がいた。
うん、元苦情担当は無事だったみたいだな・・・・さよなら♪
俺は逃げ出した。
元苦情担当
「あっ、囲め!」
村とは逆の方向に逃げようとしたが前の横の森から人が出てきて逃げ道がなくなった!?しかも手には聖水が入ってそうな瓶が!
元苦情担当
「おやおや♪ゴーストレンさんよ♪仲間を見捨ててどこにいく気だったの♪あっ、もしかして天国かな♪じゃあ僕達が仲間と一緒に送ってあげる♪」
・・・・ピンチだ。ピンチだが気になることがあった。だから聞いてみる。
レン
「優里花ちゃんは何歳なんだ?」
このゲームは身長や年齢は現実の身体と同じだからどうみても運営で働いてる年齢じゃない。見た目、小学4、5年?
元苦情担当
「本名やめろぉ!?ちゃんづけするな!?僕は子供じゃないし!もう27歳だ!!」
27歳!?嘘だ!?
「なんたと!?」
「嘘だと言ってくれ!?神よ!」
「マイ天使がロリババアだと!?ふっ、ちょっとログアウトして本物のロリが来る小学校に忍びこんでくる」
「俺、このゴーストに聖水をかけ隊辞めるわ」
「「「「「俺も」」」」」
元苦情担当
「えっ?ちょっ!?えっ!?」
そして元苦情担当の背後と俺の逃げ道を封鎖した集団はいなくなった。
元苦情担当
「・・・・・・えっ」
レン
「・・・・じゃあ」
俺は優しいから元苦情担当を一人にさせてあげよう。
俺はスラサブロー達を置いて行く。
元苦情担当
「!?待ってよぉ!ぐすっ、僕を一人にしないでよぉ!」
・・・・・無視して行きたいけど見た目子供だから罪悪感で行けるか!
レン
「わかった。行かないから泣くな」
本当は行きたいけど!ログアウトしたいけど!罪悪感が勝って出来ないし!
元苦情担当
「ぐすっ、あ、ありがとう♪」
・・・・・・はっ!?俺はロリコンじゃないぞ!!
ルウも子供だし、スラサブローも子供か?何か俺の周りに子供が集まってないか?てか、俺他の人と何か違うゲームしてないか?でもさっきの集団も元苦情担当もプレイヤーだろうから同じゲームだよな。
レン
「ってそうだ!?スラサブローとルウ!?」
このゲームって仲間は復活するのか!?そういえばスライチローは!?復活してないのか!?
元苦情担当
「あっ、HPを0にしてないから回復させればいい。0になったら教会で生き返らせないといけないけど」
教会とか無理だからよかった♪って俺回復アイテムないじゃん!?
元苦情担当
「んっ」ポイッ
元苦情担当が両手に持ってた聖水瓶をルウとスラサブローに投げた!?
パリン!
ルウ
「あれ?ルウ寝てた?」
スラサブロー
「・・・・♪」
起きた!?えっ!?まさか!?聖水って回復アイテムなのか!?
元苦情担当
「・・・高い聖水使ったんだから、僕を一人にしないでくれた借りはなしだからな!わかったな!?」
・・・・借りなしはいいけど、聖水高いなら何で俺にかけようとするんだ?
聞いてみると。
元苦情担当
「・・・・なんとなく?そういえば何で聖水かけようとしてたんだけ?」
元苦情担当は聖水をかける理由を見失っていた。