番外編―Halloween―
この話は、俺達が高校生だった頃の話。
―数年前―
『と・り・っ・く・お・あ・とりーーーーと!!
チョコレートをくれなきゃイタズラしちゃうぞ♡』
『ぅおあっ!!癒鶴!!!後ろから来んな!ビビるだろ!そしてお菓子までも指定済み!!!』
『あはは~ごめんごめん~(笑)』
その癒鶴を見た女子たちは、歓喜の悲鳴を上げて癒鶴にたくさんのチョコレートを渡した。
チョコレートもいろんなものがあって、有名なショコラティエが経営しているお店のボンボンショコラや、ガトーショコラ…。
甘いものは、嫌いじゃないがあまりの甘さに俺は匂いに酔ってしまった。
『おえ…。癒鶴…ごめ…俺、保健室… 』
『えっ、あっ…うん。わかった、』
癒鶴を1人にしてしまった。
「でもまぁ、癒鶴だから大丈夫か…。」
そう、一息をついた。
癒鶴の顔は甘いマスクで、男の俺から見ても綺麗な顔立ちしていて、透き通るような白い肌にブルーの瞳で真っ黒の髪の毛。
そして、俺は癒鶴♂に片思い中だ。
この恋は、実るはずのない恋。
この恋を、口外するつもりは無い。
内に秘め、口を固く閉ざす。
" trick or treat お前をくれなきゃイタズラしちゃうぞ"
Halloweenをテーマに小説書いてみました!!!
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