20251129 言葉遣いのお話
いま好きなVTuberで話し方について言及したのですけれど、思うところがあったのでこちらに。向こうではなるべく後から見返したときに嫌な気持ちにならないようにしたいですね
そもそも養父が元船乗りだったので(石油だか何だか運んでたらしいです。よく知らん)、めちゃめちゃ声が大きいし物言いが乱暴なのですよ。海の男というと偏見だと言われてしまいそうなのですが、それ以外に説明がつかない感じの。ただ名前を呼ばれるだけでも殴りかかられるんじゃないかと思って体が飛び上がりそうになる感じの
だから、男の人の乱暴な物言いがものすごく嫌い。そういう意味では、若い年代の多い環境でばかり働いてきたので良かったですね。あんまり大声でがなり立てるような人はわたしの働く環境にはいなかったので
すっごい昔にバイト先の近くのレストランにたまに一人で入ることがあったのだけれど、そのときに店長だか誰だか知らんけど店員に対して店中に響き渡るような大声で怒鳴り散らしてたのいまだに覚えてます
あんなんやられたらわたしだったら絶対頭が真っ白になるか反射的に逆ギレするかのどっちかなので、働いていた人たちは凄かったな。まぁその怒鳴り声が嫌でレストランにはすぐ行かなくなっちゃいましたけど
わたしはね、自分の口調が嫌いなんだよな。なるべく意識して穏やかに話すようにしているんだけど、染みついちゃってるものはなかなか直らない
たとえば何かに驚いたときに、女のひとならだいたい『すごーい』とか言うところを(解像度が低いな)、わたしは気を抜いてると『すげーな』とか言っちゃう。言ってから『あっ』てなる
これがすごく嫌い。いかにも最底辺の環境で育った無教養で乱暴者の馬鹿女って感じ。本当に大嫌い
大学の恩師には『学生時代は男の子みたいな話し方だったよね』と言われて、まぁ大学卒業して何年か経ってからそう言われたということはそのときには多少マシになっていたということなのだろうけれど、いまだに自信がない
ほんの幼い頃に鹿児島から千葉に引っ越したのですけれど、本当に幼かったのにいまだにショックを受けたのを覚えているのは、千葉に引っ越して初めて『名前を呼び捨てにされた!』ってことでした
これ地域柄なのか単にわたしの周りの環境がたまたまそうだったのかは知らないのだけれど、鹿児島にいたときは記憶にある限りたぶんみんなに『ちゃん』付けで呼ばれてたのよ。誰にでも。たぶん保育園とかの友だちとか先生にも敬称付きで呼ばれてたと思う。千葉にきてあれだけショックを受けたのを覚えているので
千葉の人間の言葉遣いの荒さにショックを受けたのに、いつの間にか自分自身が物凄く乱暴な言葉遣いになっていたのです。それに気づいたとき、色んなものを失った気がしましたね
あと単純に、自分が薩摩弁を話していたので学校で虐められたのもめちゃめちゃ嫌だったな。そんなドラマにあるような酷いものじゃなかったけどね。たぶん親戚から貰ったのだと思うけど、大事にしてた亀のキーホルダー盗まれたの未だに覚えてるもの。机に置いておいて戻ってきたら失くなってたのいまだに覚えてる
子どもの頃って自分が方言を喋ってるのが当たり前すぎて、そもそも『千葉の人間と言葉が違う』ってことすら理解できなかったのよね。どれくらいで方言が抜けたのかも覚えてない。もう喋れないし。薩摩弁を聞けば懐かしくはなるけど




