紅咲椛は可愛いものが好き1
初投稿になります。
百合ハーレムものになる予定です!
勢いのまま書いておりますが生暖かい目で見守っていただければ幸いです!
私、紅咲椛は可愛いものが好きだ
小動物、ひらひらのお洋服、お人形、そして
女の子
そんな可愛いがいっぱい詰まった女子高、雛人高校に私は今日から通うのだ。
なぜ女子高かって?
フン、そりゃもちろん「百合ハーレム」を築くためさ。
「いってきます!」
いちごジャムを塗ったパンをくわえ、母親のいってらっしゃいも聞かぬまま勢いよく玄関のドアを開けると、
そこには天使がいた。
瑠璃色の長い髪に瑠璃色のきれいな瞳、
私に理性がなければ思わず、「好きです」と告白していただろう。
それほどまでに可愛い女の子がそこに立っていた。
おーまいがー
こんなの運命だよ、付き合おう。
お金は私が稼ぐから結婚しよう。
「す、すいません。勢いよくドアが開いてびっくりしちゃって」
「ああ、こちらこそすいません」
いけないいけない。
家の外では普通に振舞わないとね。
私の心の内は誰にも悟られてはいけない。
説明しよう!
私、紅咲椛は小、中学校ではちょっぴりクールでクラスのみんなにも先生からも頼りにされ、たま~に授業中に居眠りをしていても怒られずに逆に心配されるような優等生として通っていたのだ!(授業中に居眠りする奴が優等生なのかってツッコミはNGだぞ☆)
無論、高校でもこのキャラを貫くつもりだ。
だが今はこんな自己紹介よりも気になることが、
「もしかして雛人高校の入学式?」
「あ、はい!そうなんです!」
やはりだ。
私と同じ制服、そして学年カラーである赤い蝶ネクタイ、奇跡か?
こんな天使と同じ高校だなんて…。
神は言っている、ここで結婚しなさいと。
「偶然だね。家はこの辺なの?」
「うん!実は最近こっちに引っ越してきたばかりなの!」
「そうだったのか。私はずっとここに住んでるから、この辺のことは何でも聞いてよ」
「ありがとう!えへへ、さっそくお友達できちゃった」
同い年とわかったからか、少し距離間の近い話し方になっている。
可愛い…。
私たちは他愛のない会話をしながら学校へと向かっていく。
(入学初日からなんていい気分なんだ。待ってろ私のハーレムライフ…!!)
週1から月1程度で投稿できればと思っていますが、
リアルの状況によりますので不定期になると思われます。