登場人物
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随時更新中。ネタバレを含みます。
さらっとお読みくださいませ。
● リリア・ルルーシュ
ブラック企業での働きすぎで死亡し、ローズリー国の第三王女として転生。
前世から引き継いだのは、大学サークル時代の飲み会接待術。
属性は太陽
王族唯一の魔法使いとして修業を積み、大魔法使いの卵であるハーネスト(国内に四人しかいない魔法使いの称号)クラスの魔法使いとなる。
初恋相手に母国を戦争で奪われ天涯孤独の身だったが、復讐のため敵国の妃となる。
● シュライス・ハイム
リーガル王国第五十代目国王。
属性は月
国王としての覇権を示すため、隣国ローズリーに戦争を仕掛け主権を得た。
騎士の最高称号であるグランクロワをもつ。リリアに甘い。
● シオン・ヴェレダ
神官クラスの最高指導者の一人。
王室魔法使いの称号を持つ。
リリアの幼馴染。属性は風
国内の魔法研究施設の室長兼人材育成兼全セクションマネージャーとして従事している。
口は悪いが、正しいことをするためにまっすぐで男気がある。
● フォースタス・オスキュルテ
ローズリー国の大賢者
リリアのメンター的存在。魔法教師兼ハウススチュワード。
属性は常闇
世界随一の魔法皇帝として君臨していたが、リリアと出会い、ローズリー国に与するため隠居。
常に穏やかだが、策士。
● ロイド・ハイム
リーガル国の第一王子。
十九才の若さにして、グランクロワの称号を持つリーガル国騎士団ピュレテーレ軍の元帥。
属性は月
不治の病で亡くなった母親の無念を晴らすため治癒魔法の最高称号の勉強をしていたが、兄であるシュライスがローズリーを占領したため一時帰城し、 王の右腕として国を支える。
勝つためには手段を選ばない狡猾な面を持つ。
●フェレス
ピュレテーレ軍の幕僚長。
幼いころに母国をリーガル軍によって滅ぼされ祖国を失うが、ロイドに命を救われて以来、ロイドにのみ従順。
●ファウスト・ルーデンス
ローズリー国属フォンテーヌ軍の幕僚長であり魔法使い
属性は水
剣聖の異名を持つ。
リリアの剣の先生であり、フォースタスの唯一の弟子。
●クラウス・プルミエラ
ローズリー国の宰相でありリリアと腹違いの兄。
ミドリディアクラスの魔法使い
属性は智慧
王の右腕であったが戦争を機に戦線離脱しリーガルに寝返る。
●シドニー・エグバーチ
ハーネストクラスの魔法使い
属性は光
ローズリー王室貴族の一人。
普段は城の奥深くにある神室に住んでいる。小食。
● ルチア・エデン
ハーネストクラスの魔法使い
属性は森
ローズリー王族貴族の一人。
郊外の森の中に自身の城を構えて住んでいる。
変わり者だが新しい魔法を作り出すことの長けており、彼によって生み出された魔法は世界中で使われている。パーティーが大好き。
● ウィリアム・ガーデラ
神官の最高指導者の一人。
ミドリディアクラスの魔法使い
属性は聖水
ローズリー国のすべての水源や水質などの公共事業を一手に管理している。
心優しい青年だが、理不尽が大嫌い。キレると手が付けられない。
● エミリオ・グレンデル
神官の最高指導者の一人。
王室魔法使いの称号を持つ。
ローズリー国統帥として従事している。
属性は太陽
甘いマスクと声色で女性からの人気が高い。
● ルドラ ・フルーデ
使徒の最高指導者の一人。
人間と魔法使いのハーフ。属性は土
基本的な攻撃はすべて物理で済ます。
言葉数は少ないが、つねに的確に周囲を観察している。
● リシュア・ハリエット
国唯一の神子
王室貴族。
小さく可憐な美少女であるが初代国王からこの国に仕えている。
年は500歳を超え、ローズリーを数百年庇護しつづけている大魔法使い
属性は眩耀
● トリア・ミラージュ
アリシアの姉。魔法使い
使徒の一人。
一般市民の身分から王室マギアに通い研究所に入った。
属性は氷
心優しい気質でムードメーカー。
アリシアがいなくなると不安でお菓子を大量に食べる習性がある。
● アリシア・ミラージュ
トリアの妹。使徒の最高指導者の一人。
属性は霧
トリアのわがままに振り回され業務が終わらないことがしばしばある。
ローズリー国で従事しているが、国籍はリーガル生まれ。
● アーサー・オクタヴィアン
リーガル国の貴族オクタヴィアン家の当主。 ソレイユ軍の幕僚長。
属性は風
家業である騎士育成学校「銀の騎士」の学長。
戦法を考えることに秀でている。真面目な性格。
●ミカエル・オクタヴィアン
リーガル国の貴族オクタヴィアン家の次男。
属性は風 ソレイユ軍の副幕僚長を勤める。
アーサーとは馬が合わず、リーガル城内を棲み処としている。
女好き。
● マローダー・ヴィアーレ
リーガル国内の貴族ヴィアーレ家の家長。
属性は謎。
貧民街から一代でのし上がってきた成り上がり貴族。
裏社会に精通している。
蛇のような男。
● ロゼリア・ルーファス
リーガル国の貴族ルーファス家の家長。
属性は花
リーガル国内の魔法王室マギア「銀の学校」の学長。創立以来一族代々全成績に置いてSクラスを維持する秀才を排出しつづける偉勲の血統をもつ。
美少女だが、口数少なく無駄なことが嫌い。
● ヴィクトル・ルシア
リーガル国の貴族ルシア家の当主。
世界を滅ぼそうとした魔王の末裔。 金と赤のオッドアイ。
属性は闇
魔王の血が入っていることで偏見に晒され窮地をシュライスに側近として見初められた。
主であるシュライスのためならばどんな汚い仕事にも手を染める従順な犬にもなる。
●ソワン・ルクロワ
サニタリア国の王。
自身も医士として従事しながら、病気やけがの治癒や治療などを主に研究、また人材を育成している。
研究や自身の探求欲求のためならば手段を択ばないと言う側面を持つ。
クロスワードパズルの中毒者。
●エルヴィン・ルクロア
サニタリア国王子。
魔力は持たないが人体錬成が趣味なマッドサイエンティスト。
穏やかで天然な一面を持つが自分の研究対象を見つけたときだけ異常な執着を見せる。
いまはミュゲ国の姫にご執心中。
●トラウム・ルーデンス
リーガル国の宰相であり大賢者
属性は無属性。
シュライスのメンター。
魔王ルシアとは同胞仲間。静寂とお茶を好む。
リーガルの繁栄とシュライスをこの世で最強の王に育て上げていくことに対して執着的。快楽至上主義。
●ムネモシュネ
ミュゲ国の魔法使い
属性は無属性。
リヒターの弟子。
国内魔法学校の最高指導者。
お酒とお風呂をこよなく愛する。
●ディミヌエンド
この世界を創ったという神。12の顔を持つと噂されている。
謎が多い。
● マリー・ルルーシュ
ローズリー国の第一王女 。
傍若無人で金遣いの荒い。
● エリー・ルルーシュ
ローズリー国の第二王女。
自己主張がない気弱な性格で姉のいうことが絶対と信じている。
● ファントム・ルルーシュ
ローズリー家の人間ではあるが、自由奔放な生き方が一族の反感を買い勘当される。リリアの気持ちが汲める唯一の肉親。
● ルートヴィヒ・デュボア
シュライスが幼い頃から仕える侍従長。
貴族出身だが一族を魔法使いに滅ぼされ、彼一人生き残った。
人脈づくりに長けており、社交界から地下組織迄多岐にわたるコミュニティをもつ。
● イルシュタイト・ムエット
ミュゲ国の第一王子。
属性は光。
父親の容姿端麗を受け継ぎ、国内では貴公子と呼ばれる。
生意気な口調だが、繊細な心の持ち主。夜と月が好き。
● ルルノア・ムエット
ミュゲ国の国王。
一介の騎士であったが前国王に見初められ国王に抜擢された。
美しい容姿と実直で淀みのない言葉は、民衆の心をつかんで離さない。
●ローゼン・ムエット
ミュゲ国の姫。イルシュタイトの妹。
守護は光輝
幼いころからシュライスに片思いしている。
お転婆でわがままだが大人への強い憧れがある。
すきなものはあまいお菓子と砂糖たっぷりのミルクティ。
● レオポルド・アラリック
ミュゲ国のレガリア国軍元帥
属性は泡沫
イルシュタイトと共に国の治安維持に努めている。
ローゼンの幼馴染。
人間に両親を殺された過去を持つ。
●リヒター・ウルフレッド
ミュゲ国の大賢者
属性は無属性。
ミュゲ国の根源であるパレスを設計し創り上げた。
その功績から名誉魔法使いとして王家に仕えている。
自由奔放で言動も奇想天外。
● テオドール・ケンハイト
南東に構えるガーリシア国の国王。
ワインとオリーブの実を武器に国を築いた商人上がりの王。
● エミル・ケンハイト
ガーリシア国の第一王子。
父親は魔力がないが、突然変異で魔法使いとなった。
属性は熱
男性君主制に抗いながらこの時代を変えたいと、自らを王子と名乗っている。
● レティシア・ベルファドム
ガーリシア国の大賢者
処刑寸前だった自分を助けてくれたルルノアに恩を感じ、それ以来、国を守護し仕えている。
属性は美
● ロゴス・ミーティア
砂漠地帯にあるコロンダイン国の国王。
酒と女に目がなく、不摂生がたたって王座を降りた。
存命だが息子に譲位し、隠居を隠れ蓑に策略を企てる策士。
感覚と直感で生きてきた男。
● ネフェスト・ミーティア
コロンダイン国の第一王子。
王の命令により国王となる。
戦いに常に飢え、血気盛ん。
容姿は甘いがひとたび話し出すと戦術オタク話が止まらない。
● エスト
コロンダイン国の大賢者
属性は炎
土地につく大魔法使いだったが、ロゴスとのある契約によって縛られ、守護を余儀なくされている。
● ブラム・デーリッヒ
人間によって国自体が封印されていたが、術者であるローズリー王の死去によって封印が解かれたシルヴァニア国の第一王子。吸血鬼一族の長。
薬の効果で吸血衝動はないが、定期的に甘いものを大量に欲する。
● オーフェン・デーリッヒ
シルヴァニア国の第二王子。
兄であるヴラムに全人生を捧げるほど敬愛の念が強い。天然。
● アルド・アルトゥール
リーガル領内にある疎外独立国アンダーヴィレッジの主君。
世界随一のシンジケート「シャノワール」を築いたカイン・アルトゥールに孤児であったところを拾われ、前任から引き継ぎ当主となる。
シュライスによりも前に行われていた専制政治下で、魔力を持たない者として追放された復讐を果たすため、下克上の中、一代で独立国家アンダーヴィレッジを築いた。
リーガル国の神器の一つを任されている。
● エンツォ・アルトゥール
アルドと共にリーガル国から追放され、共に過ごす中、彼の右腕を担う。
甘いマスクと柔らかい物腰で交易や交渉ごとに長けている。
● ハインリッヒ・ルーデンス
元はリーガル国で魔法騎士団を率いる指揮官だったが、ある日突然魔力を失い、当時の国王から追放されアンダーヴィレッジに流れ着き、ハインリッヒ一家として独自のシンジケートをもつ。
● ヘドニス・ベルベッタ
放蕩三昧の快楽主義者。リーガル国では商人として大成功を収めていたが、魔力優位の風潮から事業が傾き国をでてアンダーヴィレッジに流れた。
ふだんの柔和な雰囲気とは裏腹に拷問が趣味。
遊び人や元勇者を集めたシンジケートを築きつつある。
● タレル・フローデ
世界唯一の占星術師。
利益のある国を転々とし、戦争が起こるたび強い国に与している。
未来予知、過去視を得意とする。
彼が滞在し与した国は無双無敗になるともいわれる。
各国の王が多額の報酬を提示して呼び寄せているが、気変わりが早く気分にむらがあるため突然消えたり現れたりする。
お金と美女が大好き。
● レイ
神に一番近いと言われる天空国の王。
属性は雷
マリア・タッソーの元夫。
女癖が悪く三下り半を突きつけられて以来地上にはおりていないが、いまでもマリアを愛している。
● マリア・タッソー
魂蝋収集家 。
火葬屋の主。
元はお伽の国の女王だったが、フォースタスに国を滅ぼされてから精神を齎し、彼への報復として、儀式「獄門」を行うための供物になる魂千体を集めている。
現在、八百八十体目。
● へレアニア
地上と天空国をつなぐ「虹橋の番人。
元夫のレイの命令で彼女の執事をしている。
● メティシア・ハイント
アマゾニア国の女王。
三千歳という寿命の長さから、この世界の知識や知見をだれよりも熟知している。
彼女の祝福を受け、長命になった女性だけを国民として束ね、世界中で日々増え続ける膨大な情報を処理し魔術書にまとめる書庫を管理している。
チェスが大好き。
● ネレウス
深海に沈んだオセアン国の王。
属性は泡沫
レイの弟。
穏やかで争いを好まない性格なため兄であるレイと馬が合わず海に棲み処を移す。実力はネレウスの方が上だが、滅多に本気を出さない。
魚釣りが好き。
● テレーズ・サントリア
ガルディア国の女王。
世界に恐慌が訪れないよう聖職者たちとともに世界の灯を代々護る聖女の顔を持つ。
神の啓示を受けて世界の灯を護る彼女の示すことは絶対とされ、国自体が秘匿圏域権をもつ。
イケメン好き。
● ウェルギリウス・モンテ
リーガル国に仕える王室付き植士
魔法使いでもある。
属性は生命
奴隷として生きていたが、フォースタスに救われ、植物学者を志す。
特殊な魔力によって、死んだ植物や種子を生き返らせることができる。
おなじ奴隷だったフォンテーヌとともにリーガル国へ入って花屋を始めたところ、評判を呼び、シュライスにスカウトされ王室へと招かれた。もちもちしたものがすき。
● ゼイン・ブラック
賭場国家ノワール国の実質的な統治者。世界最大のカジノ「ダルジャン・ノワール」のオーナー。カジノから吸い上げた財と人脈を礎に多方面への影響力を持つ。二つ名はデルニエ。賭けに勝てば必要な情報を売る情報屋でもあるため各国の暗部に迫ろうとする者が後を絶えない。アンダーヴィレッジ出身。
● レティ・ブラック
ノワール国の中に存在する女性だけで創られた市国ガイアリアのメ―トレス(女指導者)
元は魔法使いだったが、リーガル国前王の情婦に落ち魔力を奪われ人間になったところをゼインに拾われた。リーガル国を恨んでいる。