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今君の元へ

作者: 六波羅朱雀
掲載日:2023/05/07

ぜひ最後まで読んでください!


切ない物語っていいですよねぇ。



いま、終わっていく、世界の果てへ。


ほら、始まっていく、地獄の再演へ。


今日、崩れ落ちていく、君の身体を抱き寄せる。


明日、来るのかももう、分からないけれど良いの。


君が、壊れて消えてしまうなら、僕も逝くよ、だから。


あと、もう少しだけ、どうか、死なないでよ、お願いだよ。


いつだって笑顔で、笑いかけてくれたじゃないか。


いつだっけ泣き笑いで、微笑んでくれたじゃんか。


例え、全てが何もなかったかのようにさ。


全部、消えてしまってもさ、大丈夫だよ。


この、砂のようになっていく君の身体を、離さない。


一生、そばにいると誓ったから、どの世界でも一つだよ。


君は、もう良いよって、僕に言うんだろうけど。


声に、ならない音で今も、そう呟いてるんだろうけど。


何も、聞こえないから、良いよね、知らないフリしても。


土に帰っていく君の身体が、太陽を浴びて光るの。


赤く、君の血に染まっている僕の白いシャツも輝いて。


まるで、最初から君がいなかったかのようにね。


その赤も土に帰るの。


お願いだよ。


置いていかないでよ。


独りはいやだよ。


もう無理だよ。


君がいなくちゃ僕は、何も出来ないんだよ。


笑い方が分からなくなっていく。


泣き方も不器用になっていく。


おかしいよね、人間()がさ。


土人形()に、感情を教わるなんて。


嗚呼、消えてしまったよ。


僕と君の世界が終わってしまったよ。


でも、大丈夫、まだ大丈夫。


僕が、今、そっちに逝くから。


ねぇ、朝日が昇っている。


太陽って、こんなに眩しいっけ。


でもね、もう、立ち止まれないんだ。


もっと早くこの眩しさをさ。


知っていたら少しは違ったかな?


嗚呼、鋭い痛みが胸を刺す。


鉄を伝って、僕の血が流れ出ていく。


ねぇ、天国へ上っている。


君は、どこに、いるのかな。


土人形と、人間でも、辿り着く天国は同じかな?


最後まで読んでいただきありがとうございます。

面白いと思っていただけたら嬉しいです!

感想等お待ちしています。


他作品もぜひ!

六波羅朱雀をどうぞよろしくお願いします!


果たしてこれがハッピーエンドなのかバッドエンドなのかはご想像にお任せします。

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