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濡れた手で、サヨナラ

作者: 秋葉竹




濡れた手で鏡に描いたグッドバイ




別れずに心を誤魔化し生きてきた




もうみることもない、あなたの涙の跡




《悲しみ》を無視する死ぬまで無視をする




夢よりも遠い記憶のあの笑顔




見上げると、すきとおる青空に舞う粉雪




目に見えない紅い蝶々のゆくえ追う





世の中に貴女とふたりであればいい




けれど罰、があたしの身体に刺さる




好きだからサヨナラ、ぜぇ〜んぶ大好きなひと















───────────────────────

お読みくださり誠に有難うございます。

またお会いできる日を楽しみにしています。

でわ。


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