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第214話
これはびっくり仰天ぞよぉ。
あの黒柳魅羅と馬場独乃と会うだけではなく、2人の敵であるジェイルの手下にまで会うとは。幸か不幸かぞよぉ。
「わたしたちを足止めするつもり? 懲りないやつらや」
「早く百萌ちゃんのところに行かなくてはいけない。1人でジェイルと戦うなんて無茶ですから」
黒を基調とした服のブラックウィローは、我のお気に入りのキャラぞよぉ。武器が両手の掻き爪なのもいい。
白を基調とした服のホースプレースもいい。戦うたびに金髪ツインテールが揺れるのもいいぞよぉ。
「ブラックロー!」
「ホースプレー!」
2人の連携技が決まった。ホースプレーで身体を痺れさせ、ブラックローで一気に切る。見惚れるぞよぉ。
「2人共、早く急ぐのだ。多分大丈夫だろうが、合流することに越したことはない」
姫はブレないぞよぉ。本当はゆっくり話をしたいはずなのに。ゲーム本編をクリアしているから焦りはないけど、万が一ということもあるぞよぉ。




