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第14話

 みんな忘れてるかもしれないが、俺は佐藤始起。なんてことない普通の高一男子。

 今日は眠くて仕方がないが、学生の本分は勉強なので登校している。だいたいこういうもののお約束は窓際の一番後ろに座っていること。そして隣は空席で、そこに座るのは美少女転校生。


「なーんて。そんな話があってたまるか」


 そんなのはフィクションだ。現実では絶対にありえない。

 朝、食パンをくわえて走る美少女なんて見たことないし、美少女と角でぶつかったこともない。


「さあて、HRを始める。でもその前に紹介したい。おーい、入ってこい」


 どうして高校の先生はやる気がないのだろうか。というか、この流れってアレじゃないか? アレじゃないか!?


「どうも初めまして。わたし、川島(ゆい)です。今日からよろしくお願いします」


 まさかの黒髪ロングがキター!


「空いてる席に座ってくれ」


 空いてる席だと!? この流れはまさかまさか!?

 俺の方に近づいてきたぞ……きたぞ!!


「隣、よろしく」


 これはフィクションじゃないよな。こんなことが現実で起きるだなんて夢のようだぞ!!

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