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野生児転生。話が違うじゃないですか!  作者: ふゆよる
【第一章】 内政チート
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幼児期3

どうも、ウィルです。

5歳なりました。


ここが、過去のヨーロッパと知って早3年

色々がんばったよ。

内政チート系主人公を目指す俺は、まず生活環境の向上に目を向けたんだ。

具体的には食料だ。

この村、領主に渡す年貢の為に麦を栽培してる。

てな訳で、異世界物ではおなじみのー

千歯コキ

作らせて頂きましたよ三歳児が!

いやぁ、ほめられたほめられた。

父母に村人たちかなり感謝されたよ。

3歳児が!

ふふふ、二番煎じ三番煎じ言うなかれ

結構簡単に作れたんだけどかなり喜ばれたよ。


で、何故食料品じゃなく千歯コキか

これは生活環境の改善もあるけど売り物にならないかと考えたからなんだ。

これを元手に栽培が容易な食料の種なんかを手に入れて食料関係を向上させようてしたんだ。


「て、思うんだけど、どうかなお父さん」


「んー、お父さん的には良案だと思うよ。よし、次の村民会議に出してみるよ」


「やった!お父さん最高」


結果から言うと微妙な結果になった。

村民会議でここまで画期的だと王に献上してからじゃないと商売出来ないかもしれないと意見がでたんだ。

ここがどの位昔か分からないけど、王にいきなり献上とかむしろ出来るのかと思ったが、どうやら話を聞くと王って豪族ぽい。

まぁ、それならしょうがないかと諦めた。


そして、献上の結果。

村長は幾つかの種をゲットしてきたんだ。


「王が言うには西の国から流れてきた果実?の種らしい。握りこぶし大の赤い果実?が実るそうだ」


赤い果実?もしかしたらリンゴか!

実験的に手の空いている子供達で育てる事になった。

もちろん俺は参加だ!

俺は同年代の子供達とせっせと育てたよ。

結果はすぐ出たよ。


トマトだった。


いや、これ野菜だろ。


「トマトだな」


「とまと?」


「この果実?の名前だよ」


「流石ウィル。物知りだな。で、そろそろ食えるのか?」


「あ、うん食べれるよ。かなり実もなってるし。そろそろ村長に収集の報告しよう」


「わかった!そんちよー呼んでくる」


そして、収集したトマトは村長以下数名(子供たち)の家に配られた。実験的栽培なため量は収集出来なかったとはいえ、またまだトマトは実を付けそうだ。

味、収穫ともに実験結果は上々。

来年度から本格的にトマト栽培が実施された。

ありがとうございました。

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