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野生児転生。話が違うじゃないですか!  作者: ふゆよる
【第三章】 森の民との出会い
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サバイバル生活4

さて、ひょんなことから出合ってしまった女の子をつれ

ゆったりめに川へ向かいます。

なぜゆったりめかって?

分かるだろ?

・・・何食わせればいいか迷ってんだよ・・・。


「あ~、エギル?」


「ぎゃ?(はい?)」


「エギルは・・・いつも何を食べてる?」


俺は必死でボディーランゲージで伝えよる。


「ぎゃ?・・・ぎゃ!ぎゃごぎゃぎゃ?(あ~・・・あ!ご飯のことかな?)」


「お?」


「ぎゃ~・・・ぎゃ!(えっと・・・これどうぞ!)」


「え?くれるの?」


エギルは服についたポケットの中から赤い小さな実が葡萄のようについた房を俺に差し出す。


「じゃぁ・・・いただきます!」


「ぎゃ~♪(どうぞ♪)」


俺は房から数粒もぎり、口に放り込み咀嚼する


「・・・」


「・・・」


「・・・・・・」


「・・・・・・?」


「gさぃ:げはw:おえりtgwvS;klj!!!!!!」


最初はほんのり甘みを感じたが、突如としてどうしようもない

むしろ痛いとしか言いようのない辛味が俺の喉を焼いた。


「ぎゃぎゃ!!」


「sz;rklgじゃえ」r;おyhけらえhっぽjw4え」


俺は耐えることなど不可能と思えるような痛み?辛味に

一目散に川へと飛び込んだ。


バシャーン


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・


「ぎゃ、ぎぎぎゃ?(だ、大丈夫?)」


「はぁはぁ。・・・辛かった」


川に飛び込み水中で口をゆすぎ、なんとか落ち着いた。

なんて辛さだ・・・。

これが食文化の違いなのか?

あれか?まるで唐辛子食ったようなこの・・・

唐辛子?


「ぎぎ?ぎゃぎゃぎゃぎぎゃ?ぎゃあ、ぎゃぎゃぎ(ごめんね?美味しくなかった?へんだなぁ、美味しいのに)」


さっき渡された房は投げ捨ててしまった為(これかなり酷い)ない

だが、目の前でその房をもしゃもしゃ食べている女の子を見つめる。


「ごめん、一粒だけくれない?」


「ぎゃ?」


俺はもらった一粒をしげしげ見つめ匂いを嗅ぎ観察する。

うん、若干匂いが唐辛子っぽい・・・か?

今度は慎重に一粒だけ口に入れる。

数秒後に襲って来る辛味は確かに唐辛子っぽかった。


「なぁ?これってたくさんある?」


「ぎゃ~・・・ぎゃぎゃ(ん~・・・今これだけあるよ)」


エギルはポケットをまさぐり数房取り出した。


どうやら俺の食生活に新たな兆しをみつけたようだ。



因みにその後、川底でサワガニ?を捕まえエギルと一緒に食べた。

どうやらエギルは生食が大丈夫らしい。

唐辛子もどきで軽く味付けしたサワガニ?はなかなかの旨さだった。

・・・気がする。


エギルもご満悦顔だ。


やはり、飯は言語を超える。





かなり無理やりですがようやく香辛料をだせました。


ありがとうございましたヽ【・ω・】ノ

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