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野生児転生。話が違うじゃないですか!  作者: ふゆよる
【第三章】 森の民との出会い
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サバイバル生活2

鬱蒼と茂る森を

あの滝を中心に探査する。

食料探査の時などは虫の居そうな場所を探査したが

今回は趣旨が違う。

家の建築予定地なわけだ。

となると

1:ある程度の広い場所

2:日当たりが良い

3:滝、川から比較的近い

この三つは重要なのでは?と考えた。

そして

1でいきなり躓ずいている。

いや、森って木がいっぱいって書くからなぁ

しかも日本の山のように整理されているわけでもない。

とりあえずいい場所を探そうと川を中心に探査を続けた。


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・


自分の体内時計しか宛はないので正確には分からないが

数時間の探査で疲れを癒すため、川の石をどけて見つけた

ザザムシもどき数匹を食べながら来るといでいた時だった。


「・・・ギ・・・!!・・・っ!っ!」


「!・・・っ!・・・ギャ!・・・」


「・・・!・・・!!・・・!」


森の方から何かの音?何声?が聞こえてくる。

もしかしたら野生動物かも知れない。

俺は咄嗟に食べかけていたザザムシを全て口に放り込み

すくっと立ち上がると、音を立て無いようにその方向へ足を進めた。


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・


どんどんと鳴き声?の方へと進むにつれ鮮明になってくる。

「ギャギャ」や「ギャ」という鳴き声は、鳥の鳴き声に思えた。

ごくりとつばを飲む。

鳥なんていつ以来だろうか。

もも、むね、ズリ、ハツ、皮、ぼんじり。

俺の頭の中は加工された鶏肉たちが踊っていた。

鳴き声の他に物音も聞こえてくる。

ドンという音の大きさからしてかなりのデカサかもしれない。

ヨダレが止まらない。

俺は物音を一切立てずに、そぉっと木の陰から顔を出し


それを見た・・・。


「ギャギャ!ギャーギャ!ギャッ!」


「ギャーイギャーイ!ギャギャギギギャ!」


「ギャギギギャギー!」


「ぎゃぁ・・・ぎゃ!ぎゃぁ・・・」


身長1メートルちょいほどの子供3人が

一人の子供をかこって小石を投げつけていたのだ。


「ギャハハハ!ギャガヤギャ!」


「ぎゃぁああ!ぎゃ!」


「ギャギャギャ!ギャギャ!」


子供達はみんな、なにかの動物の皮?か何かでできた服装をしている。


そして、囲んでる三人は肌の色が緑色だった。


耳が若干尖っており、犬歯が少し長め


頭部にはあまり毛が生えていないようだ。


正直、あまりイケメンとは言い難い。


いや、不細工だ。


一方、石を投げつけられているのは


色白で白い白髪なれど長くかなり華奢な女の子だ。


そんなのを目撃した俺は


何も考えず


その場に躍り出た。




「お前ら!よってたかって何やってんだ!!!」



これが、俺が森の民


ゴブリンとの初邂逅だった。








ありがとうございましたヽ(*´∀`)ノ

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