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野生児転生。話が違うじゃないですか!  作者: ふゆよる
【第二章】 太古の森
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森林探査7

翌朝


昨夜ダイコン?を食べて満足した俺はそのまま眠りに就いた。

久しぶりに野菜らしい野菜?を食べて嬉しい限りだ。


朝日に目が覚めた俺は、もう一度周囲を探すがやはりダイコンは見つからなかった。

大変残念である。

その代わりダンゴムシを数匹手に入れることが出来た。

今日のお弁当だ♪

朝露とダンゴムシを食して立ち上がる。


「さて・・・今日も一日頑張ろう」


そうして俺は川を目指して探査を再開した。





探査を開始して数時間


驚いた。

全然疲れないのだ・・・。

昨日まではヘロヘロになりながら森の中を彷徨っていたが

なんだか今日は全身が軽い。

この整備もされてない山道をスキップする感覚で進む。


「いや、異常だろ・・・」


思考しながらも山道を進んでいく。

はっと思いつくのは二つあった。

一つは『火事場の馬鹿力』


家が火事になった時に、家にあった家具を抱えたまま脱出したという逸話から転じて、「とんでもなく追いつめられたときに、(追い詰められた側の人間が)本来無いほどのパワーを発揮する」という意味で使われる。


余談だが、人間の体には力を自動的にセーブする機能がある。これはやたらめったら100%の力を使いまくると筋肉が壊れてしまうなどの不備をあらかじめ予防するためで、脳がリミッターとして本来の力の2~3割しか出せないよう制御しているのである。

北斗○拳はこれを30%異常引き出す事で・・・。

まぁいいや。


そしてこれが本命だろう二つ目


『奇妙なダイコン』


冷静に、いやもう誤魔化すのはよそう。

たぶんあれはマンドラゴラだったのだろう。

ファンタジーの世界では魔法薬、錬金術、不死の薬の材料から媚薬、精力剤までなんでもこなす万能植物。

とりあえずなんかすごい効果を持つものとして物語の作り手に多用される。

実際はあれって実在するって言うし。


そんなトンデモな代物を摂取したことで今俺の体はすごいことになっている。

と、考えれる。

たぶんこれだろう・・・。


なんとなく後で副作用が奇想で怖いが・・・。


それでも、この効果が続く間に出来れば革までの探査を終えたい。


よし・・・!。



俺は道なき山道を全力で駆け抜けた。





ありがとうございましたヽ(´▽`)/


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