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野生児転生。話が違うじゃないですか!  作者: ふゆよる
【第二章】 太古の森
18/35

森林探査6

くっ!間に合った!



ぷ~~~~~~~~~~~ん


ぷ~~~~~~~ん


ぷ~~~ん


・・・


バチィイイイイイイイン!!


「痛てぇ!!!!」


ほほに感じる痛みに跳ね上がった俺は、訳も分からず周囲をみまわす。

周囲は真っ暗で何も見えない。

上空には木の葉の隙間から若干月の光が照らす。

目が慣れるに従い意識も急速に回復する。


感じるのは頬の痛みと痒み。

口周りはパリパリとしたもの・・・カサブタ?

まぁいいか・・・いいのか?

どうやら蚊にくわれ、無意識に全力で潰し痛みで目が覚めたようだ。


「・・・」


そして、左手にも感触。

というか、握り締めているもの。


『ぁ”ぁ”・・・ぁ”・・・ぁ”ぁ”』


なんかプルプルうねうねするダイコン。

しかもしゃべっているような・・・。


「な、わけないよな」


俺は気にしないことにした。


いや、まぁ、なんとなく?

理由はわかるんですよ・・・?

これ、マンドラゴラってやつじゃないか?

確か引き抜くときに叫び声をあげる人型の大根?人参?で

魔女の薬とかなんかそんな感じの材料じゃなかったか?


「つまり食えるんだよ」


俺はそれがどんなものか

そして、それがマンドラゴラならなんで叫びを聞いた俺は生きているのか

なんてのをあさっての方向になげすてた。

それより、食えるか食えないかが重要だ。


「あ、そういや他にも・・・」


そう、コイツを見つけたとき周囲に同じような大根を数個見つけていた。

が・・・。

暗くて正確にはわからないが、どうも見当たらない。


「ちっ。・・・」


俺は舌打ちする。

野菜がたくさん食べれそうだったんだが・・・。

残念だ。


だが、暗くなる必要はない。

なんといっても俺の左手には


『ぁ”ぁ”・・・ぁ”・・・ぁ”ぁ”』


・・・。

ダイコンが一本あるからだ!


「ふ・・・」


「いただきます」


『あ”ん”ぎぁ”あ”あ”あ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”!!!!』


齧り付いたそれはあまり瑞々しくはなかったが


なんだがほんのり甘い味がした。



『あ”ん”ぎぁ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”!!!!』


若干うるさかったが今度は気絶しなかった。





ポケモンGOで歩き回って更新遅くなりましたごめんなさい。


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