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野生児転生。話が違うじゃないですか!  作者: ふゆよる
【第二章】 太古の森
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森林探査2

ポケモンGOやってて更新ボタンするの忘れてました!!

周囲をくまなく捜査した結果


収穫:カブトムシの幼虫2匹


だった。

もう少し欲しかったが、いないものは仕方がない・・・。

俺は左手に一匹持ち、一匹を咀嚼した。

やっぱりアーモンドの味がする。

・・・きがする。

今何時ごろだろうか

鬱蒼と茂る森の木々から光は感じられるが太陽の位置は確認できない。

兎にも角にも、食料?を手に入れた俺は足を進ませる。

水が飲みたい。

出来れば湧水がいいが・・・。



相変わらず自分が今どこをどう歩いているのか定かではない。

周囲は同じような景色が続く。

自分の方向感覚だけを頼りに真っ直ぐ進み続ける。


「腹減った・・・喉も乾いた・・・」


この森に川はないのだろうか?

いや、あると仮定して進もう。

じゃないと俺死ぬし。

前世、木を切りつけて水を採っている映像をテレビでみた。


「確か・・・バナナの木だったっけ?」


「バナナあったら飢えてねぇよ!!!!」


俺は現在の状況でテレビ番組が当てにならないことに八つ当たりをかます。

・・・まぁ、寂しい独り言だよ。


それと俺が川を探している理由がもう一つあったりする。

俺のいた村にはすぐ近くに川が流れていた

それを辿ると森につながっていたのを覚えている。

ということは、川があれば大凡の現在位置も掴めるかも知れないとか考えたわけだ。



「・・・」


喉が渇いた・・・。

アレからずっと歩き続けているが未だに川の気配はない。

疲れたし喉が渇いた。

俺はちょうど良い太さの木に背中をあずけて座り込む。

もぅ、一歩も歩けない。


ぶるっときた。

尿意だ。

俺はそこで考えた。

まず浮かんだのは、

こんなに喉の乾いた状態で小便をして大丈夫なのか?

だ。

そして、すぐに思ったのは・・・


「・・・っ」


俺は徐にズボンを下ろし

両手を皿にして、そこに発射した。



久しぶりに喉を潤した。


喉の潤いとともに、何かを失った気がした・・・。





ありがとうございます。ヽ(´▽`)/

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