友の地
掲載日:2016/02/14
車窓から広がる草原を望む、
電車の揺れに身を任せ、時はただ流れていく。。。
<風が気持ち良いですね>
たしかに、、今まで山の近くを走っていた車両も、今では澄み渡る平原の海を滑るように走っている。
「・・・・・・」
目的地までそんなに時間は掛からないだろう。
少し眠くなってきた、緑の平原の香りに包まれながらゆっくりと心が静かになっていく、、、
「お客さん 終点だよ 。」
車掌なのか、無精髭を生やした男が声をかけてくれた。
辺りはもうすぐ夕方のようで、風が冷たくなってきている。
男の隣には赤毛の綺麗な少女が佇んでいた。。
君はいつもお父さんのお手伝いをしてるのかな?
<、、、ただ、、見てるだけだよ?お兄ちゃん>
そうなんだね、ずっとそばに居てあげるんだよ。
<うん。そのつもり>
ニッコリ笑う少女に僕の心も癒やされる。




