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海が蟲  作者: AAA
第一章:水売りの少年と大蟲の少女
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こっちこそ良いお手前で

SIDE:SHIM


 縦臼の中、操縦席の後方にある空きスペースの奥、円柱状のシャッターの中にシムは隠れていた。少し手を伸ばせば、慣れない金属質の壁が手を冷たく押し返す。天井はシムの背より若干小さい。左右にスライドするシャッターを僅かに開け、シムは抱えた膝の間からソッと外をの様子を窺う。縦臼の入り口を怖くて閉められなかったのだ。

 人が空へと飛び、そして落ちてきたこの大地に鉄とアルミ二ウムは殆ど残っていない。銅や鉛も同様にだ。その殆どが空と海に飲み込まれてしまった。

 今まで木と土にしか触れ事のないシムにとって、冷たく硬く、それでいて何処まで均質な金属板で覆われた縦臼の内装は、圧迫感と恐怖を煽るものであった。


『血色、悪化、問題』


「ううん、大丈夫。ちょっと寒いだけよ」


 胸元で小刻みに頭を揺らす大蟲がいなければ、シムはとっくの昔にこの場から逃げ出していたに違いない。

 スコヤが来るまで我慢よ。

 怖くてしめ切れなかったドアの隙間から差し込む光の先を睨み続ける。


「あああああああああぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁッ……ガッ」


 突如、濁りきった悲鳴とも雄たけびとも付かない叫びが、シムの耳朶を打った。

 何? 何が起きてるの?

 まるで、地の底から吹きだす怨念達の泣き声だ。胸の奥に冷たい風が差し込む。

 シムは胸元を這い回る大蟲を抱き寄せる。大蟲には体温も、匂いもない。その代わり、弾力がありながらも硬質な、爪を押しているような感触が腕の中を満たす。

 大蟲が少し苦しそうに身じろぎ、その顔を擦り付けてくる。


『不安、不要、守護』


「ありがとう」


 シムの顔に少しだけ、血の気が戻る。気付けば、あの不気味な声は聞こえなくなっていた。


「あれ、なんだったの? 悲鳴?」


 気分を落ち着けたシムは、スコヤの事が心配になった。あの声が何なのかシムには分からない。しかし、尋常じゃない事が起きた事は確かだろう。

 耳をそばだて外の様子を窺ってみるが、物音一つ聞こえなくなった。シムは唾を飲み込むと、恐る恐る縦臼から出た。


『隠伏、終了、逃亡』


「ううん、ちょっと様子を見てくる」


『不要、逃亡、推奨』


「ちょ、大人しくして。良い子だからね、お願い」


 胸の中で暴れる大蟲をシムが必死に宥める。

 大蟲の言う事は分かる。今の状況はシムを誘き寄せる為の罠かもしれない。先ほどのヘドロの様に気持ち悪い悲鳴も、餌の可能性はある。そうでなくても、何かが起きて追っ手達が玄関で対応しているかもしれない。この場でジッとしているか、逃げ出した方が要領は良い。

 だが、もし、もしだ。罠ではなく、スコヤの身に何かが起きていたら? そこに追っ手達がいなかったら? 自分を助けてくれた人を見捨てる事になる。

 シムの背中に悪寒が走る。その想像は、到底許容できるものではない。

 スコヤはシムを見捨てなかった。倒れていた自分を拾ってくれた。ご飯をくれた。あんな大人二人が来たのに、それでも守ろうとしてくれている。

 だから、シムは一握りの勇気を出す。助けてくれた人を助ける為に、怖いが逃げも隠れもしたくなかった。


『調査、自分、適任』


 シムに退く気がない事を悟ったのだろう。大蟲が偵察を買ってでる。


「お願い、大蟲」


 シムは大蟲をそっと床に降ろし、一度、頭を撫でてやる。大蟲は気持ち良さそうに身を震わせると、糸の様に細い足を動かしてドアの向うに消えた。途中、閉じたドアをシムがあけてやろうと腰を浮かしたが、大蟲まるで油の様にドアの隙間に染み込み消えていった。

 暫く待つと、ドアの隙間から大蟲がヌルリと染み出てきた。


『調査、報告、質疑』


「うん、それじゃ、まず、玄関に追っ手は居た」


『否定、消失、不在』


 追っ手が居なくなったと分かり、シムは胸を撫で下ろす。


「次はスコヤ。スコヤはどうしたの?」


『曖昧、範囲、縮小』


「ええと、それじゃ、スコヤは家の中に居た?」


『肯定、存在、玄関』


 スコヤは玄関に居るのね。それじゃ、さっきの叫びは、スコヤの!

 シムは胸の鼓動をやたらめったら叩き続ける嫌な予感に押されて、次の質問をする。


「それじゃ、玄関で何をしていたの? う、ううん、スコヤはどういう状態だった?」


『横臥、昏睡、不動』


「スコヤ!」


 大蟲の報告を聞いた瞬間、シムは駆け出した。横に倒れていて、意識がなくて、動かない。放置していい状態ではない。最悪、命の危険があるのかもしれない。

 ガレージのドアを開けたシムは食堂を横切り、パーテーションで区切られた反対側に飛び出す。そこは応接室になっており、テーブルと椅子が真ん中に鎮座している。その奥、木製のドアの前でスコヤが倒れていた。

 シムは息を呑む。


「スコヤッ!」


 シムが声をかけるが、反応がない。スコヤの側に座り込み、恐る恐る口元に手を当てる。

 暖かい。息はしてる。


「良かった。生きてる」


『肯定、生存、無傷』


 いつの間にかシムの肩に乗っていた大蟲が言った。シムも一通りスコヤの様子を見てみるが、外傷は見当たらない。傷の手当は不要だろう。

 シムは、次は……、と考えて、はたと止まる。


「どうしよう」


 こんな時は医者に見せるのが一番なのだが、生憎、医者の連絡先をシムは知らない。自分が街まで行って、連れて来る事も出来ない。街が何処にあるのか知らない上、外へ出れば追っ手に見つかってしまう。

 途方に暮れるシムは、とり合えず、ベットに運ぼうとスコヤの脇に手を差し込んだ。


「ふ~~~~ンッ」


 歯を食いしばってスコヤを持ち上げようとするが、上半身を持ち上げた辺りで止まった。何度も力を込めるが、全く歯が立たない。暫くいきり立っていたシュラだが、スコヤの身体は一ミリも移動しなかった。


「はぁはぁはぁはぁはぁ、運ぶの無理っ!」


 額に汗を滲ませたシムは、さてどうしようかと悩む。か細い、苦しみに満ちた声がスコヤの口から零れた。


「……か、母さん、父さん」


 スコヤが顔を歪ませる。苦しそうに喘ぐ姿を見て、シムはそっとスコヤの頭を持ち上げて、自分の太ももの上に置く。少しでも苦痛を和らげてあげたかった。

 風邪をひいた時、母がやってくれたようにシムはスコヤの髪を梳き、子守唄を歌う。


「海から逃げよ

 一緒に逃げよ

 あの山で

 あの山には船がある

 海原を泳ぐ船がある

 野原を越えて

 谷を跳び越し

 船を目指して走ろうよ

 船には綺麗なべべがある

 船には美味しいものある

 ほら、ほら、一緒に早く行こう

 ほら、ほら、急げ海が来る

 人を飲み込む海が……」


 スコヤの顔が次第に穏やかになり、体から力が抜けていく。

 ママ。

 シムは心の中で呟いた。いつもは厳しい母だったが、風邪をひいて寝込んだ時だけは別だった。家事や機械の保守で忙しいのに、ずっと隣に付いてくれていた。ごつごつして、傷だらけで、少し油臭い指に、髪を梳いてもらうのがシムのお気に入りだ。

 故郷を思い出すと、鼻の奥から水気が広がっていく。潤んできた瞳で天井を見上げ、少し震えた声で歌い続ける。

 三回歌い終わった時、スコヤの瞼が微かに動いた。歌四回目の中ほどだろうか、スコヤの瞼薄っすらと開く。

 シムは慌てて目の端にたまった涙を拭うと、澄ました顔で言う。


「あら、ようやくお目覚め? 気分はどう?」


「悪くありません」


 受け答えはしっかりしている。もう大丈夫そうだ。シムは内心、安堵しながらも、それを顔に出さない。女の子には見得があるのだ。倒れていたのに何も出来なくてそのままにしていたなんて、絶対言いたくない。


「こんな美少女に膝枕されていて、他に言う事はない?」


 一瞬、ポカンとしたスコヤだが、すぐに気取った笑みを浮かべる。


「そうですね。甘く涼やかな匂いが芳醇に香り、柔らかくも心の氷を溶かす温もり、そして目の前には空の様に澄んだ青の君。ここは楽園ですか? それとも妖精の花園でしょうか」


 きざッたらしいが真っ直ぐな称賛に、シムの頬が熱くなる。


「髪、ずっと梳いていてくれたんですか?」


 シムはまだ髪を梳いていた事に気付いた。塩でざらついた髪の感触が心地よくて、つい、スコヤが目を覚ましても続けてしまったのだ。


「え、あ、うん。うちでママが良くしてくれたから」


 顔をトマトに変えたシムが、尻すぼみになりながら言った。


「……夢を見ました。母の夢です。久しく見てなくて、懐かしかったです。ありがとうございます」


 スコヤが自分の髪を梳いていた手を掴み、労うように手の甲を撫でた。


「うっ、んんんっ」


 背筋を這い上がるくすぐったい様なむずがゆい様な感覚に、シムの口から吐息が漏れる。鳥の羽に擽られる様な優しい撫で方に、思わず太ももに力が入った。

 何かが来る。未知の恐怖と羞恥からシムが思わず、手を引っ込めてしまった。


「あ、これは失礼しました。あまりに嬉しかったので思わず」


 耳まで真っ赤にしたシムに何かを悟ったのだろう、スコヤは小さく頭を下げる。スコヤの固めの髪が、ズボン越しにシムのうち太ももを撫で摩る。こそばさにシムが身を捩った。シムの様子を知ってか、知らずか、スコヤは頭を太ももから起す。


「あ」


 太ももからぽっかりと温もりが消え、シムは一抹の寂しさを声に漏らした。


「シムさん、ありがとうございます。お陰で大分良くなりました。もう大丈夫です」


 シムと向かい合う様に座ったスコヤが頭を下げる。


「こっちこそ良いお手前で」


「はい?」


「う、ううん、なんでもないから、ちょっと独り言。うん、そう、なんでもないから」


 早鐘を打つ心臓を手で押さえつつ、シムは自分に言い聞かせる。

 そう、なんでもない。スコヤの体温をもっと感じたいなんて、全然思ってない。


『虚偽、高温、発汗』


「お、大蟲は黙って」


 横から余計なチャチャを入れてきた大蟲を、シムは懐に入れて黙らせる。


「それならいんですが、それはそうと職業兵が来てからどれぐらい時間が経ちましたか?」


「えっと、大体、十分位かしら?」


 急に真剣な顔に変わったスコヤにシムは戸惑う。焦燥感の滲み出ている顔は、追い詰められているようだった。


「よし、急いで逃げましょう」


「え?」


「幸い、保存食は買い込んでいますし、水は文字通り売るほどあります。縦臼に残った慣性エネルギーが心配ですが、そこは給電範囲ギリギリを移動と高低差を利用したエネルギー供給で誤魔化します」


「え? え? ちょ、ちょっと待ちなさい。何で、いきなり逃げる話になってるの?」


 今にも駆け出しそうなスコヤに、シムは目を丸くする。

 もう、追っ手は去ったわ。なんで逃げるなきゃいけないの?


「それは……申し訳ありません。僕のミスです」


 スコヤが深々と頭を下げた。気まずそうに顔を背けて続ける。


「先ほど職業兵と話している時、少し顔に出てしまったんです。気分が悪いといって誤魔化しましたが、誤魔化せてるとは思えません。不審に思って僕の事を調べているでしょう。職業兵の再訪問されれば、その時はもう匿えません。今のうちに逃げるしかないんです」


 なんでスコヤを調べると再訪問されるの? とシムは聞こうとしてやめた。

 きっと色々あったんだと思うから。こんな立派な家に一人暮らしで、水売りなんて仕事までしている。平々凡々とした人生じゃなかったんだろう。楽しい事、嬉しい事、悲しい事、悔しい事、苦しい事、いっぱい、いっぱいあったんだと思う。だから、それは無遠慮に触っていいものじゃない。

 大体、そんな事が聞いて、嫌な事を聞いた女の子なんて記憶されたら最悪だ。もう、これでお別れなんだから、最期はカッコイイ淑女を演じたい。


「そっか、それじゃ仕方ないね。わたし、出て行くわ」


 シムは立ち上がると、シャツの裾をチョンと摘み一礼する。


「助けてくれた事、食べ物をくれた事、庇ってくれた事、死ぬまで忘れません。ありがとう」


 シムは自分で上出来と思える笑顔を置き去りに、スコヤの脇を抜けて玄関のノブに手を伸ばす。しかし手はノブに届く事なく宙で止まった。脇から伸びてきたスコヤの手が、シムの腕を掴んでいた。


「ちょ、スコヤッ!」


 シムが抗議の声を上げるが、スコヤは首を振って取り合わない。


「駄目です。行かせません。僕も一緒に行きます」


「えっ!」


「何を驚いているんですか。僕が女の子を着の身着のまま外に放り出す男だと?」


 声を上げたシムに、スコヤが憮然とした顔で言う。

 当たり前の様に付いてくると言うスコヤに、シムの涙腺がもう一度緩み始めた。だが、シムの当てのない逃亡にスコヤを巻き込めない。スコヤにも、きっと、家族が居るはずだ。シムと一緒に行くと言うことは、スコヤを家族から引き離すという事だ。こんな寂しくて、心細い思いをスコヤにまで押し付けたくなかった。


「それなら、近くの都市までの地図とちょっとのお金を貰えない?」


 ちょっと道に迷った位の気軽さでシムは頼んでみるが、スコヤは頷かなかい。


「それだけで、職業兵の目を逃れる事は出来ないでしょう。途中で捕まると分かっていて、地図と資金だけ渡すほど、僕は馬鹿じゃないですよ」


「あら、わたしはそんなに弱くないわ。森の中に入れば、職業兵からだって簡単に逃げられるわ」


「その結果、河口で倒れているところを僕に助けられましたよね」


「そ、それに大蟲も居るから、職業兵の一人や二人、何とでも」


『迎撃、得意、可能』


 大蟲がシムの懐から出て、突撃体勢を取る。スコヤはシムと大蟲を交互に見て、深いため息を吐く。


「あれだけ怯えていた子が何言ってるんですか?」


 深々と呆れた目を向けられると、シムも言葉に詰まる。追っ手が来たと分かった時、自分がどれだけ取り乱したか。忘れるには短すぎる。


「と、と、とにかく、わたしは大蟲と二人で行くわ」


 強引に話を打ち切ったシムがスコヤの手を振り払おうと力を込めるが、微動だにしない。


「それはさせません」


 スコヤが額の辺りを叩きながら、シムに人の悪い笑みを浮かべた。


「こう見えて僕は、良い事がしたくて仕方がない。仕方がなさ過ぎて、相手の気持ちを考えないおせっかい男なんです。迷子の女の子が居たら、何が何で助けますよ」


「きっと後悔するわよ。だって追っ手は職業兵なんでしょ。もうこの街には居られない」


 シムは追っ手を職業兵と呼んだ時、背筋が震えた。シムも職業兵については知っている。両親から、そんな悪い子は職業兵に連れて行かれるぞ、とよく言われたものだ。


「丁度良い。この街にも飽きてきた所です」


「あら、それだけ? 見返りが欲しいなら諦めてちょうだい。お金はないし、こんな程度で惚れる安い女じゃないわ」


「見返りならもう頂いてしまいました。返さないわけにはいかないでしょう」


 スコヤは空いた手で自分の髪を弄る。

 それが先ほどの膝枕と髪を梳いた事を表していると気付き、シムの頭が喜びと恥ずかしさで沸騰する。不意打ちだった。性分だとか、好意が欲しいとか、相手が気に食わない、みたいなスコヤの欲求に素直な答えが出てくると思っていた。だから、スコヤのいった見返りは、予想外すぎて、シムの心に突き刺さる。

 あんな、あんな程度の事でスコヤはわたしに人生をくれるの?

 嬉しい。わたしの為にそこまでしてくれるなんて、嬉しすぎる。

 ああ、駄目だ。心地よすぎるわ。こんな温もり、手放したくない。もうあんな寒くて怖い思いは嫌。大蟲だけじゃ寂しいのよ。もっと、もっと暖かくなりたい。


「目的地だってない逃避行よ」


 シムは最期の抵抗として、わざと冷たく言い放つ。スコヤは笑みを崩さない。


「目的地はありますよ。シムさんの故郷を目指しましょう。今回の件は、犯罪です。シムさんの故郷の職業兵に訴えれば、何とかなるかもしれません」


「本気で言ってるの? わたしも村の場所知らないのに」


「都市ジュウに腕の良い情報屋が居ます。村の一つや二つ、簡単に見つけてくれますよ」


 スコヤに握られた腕が引っ張られ、シムは引き寄せられる。密着した身体から温もりが伝わってくる。

 真っ直ぐに自分を見つめる瞳にシムは吸い込まれた。瞳に映った自分は、目を潤ませて高揚した頬を隠そうともしていない。魔法にかかった様に、シムの体は動かなかった。

 互いの吐息が顔にかかる至近距離で、スコヤの唇が動いた。


「おせっかいな男に出会ったのが運の尽きです。諦めてくださ、ブヘッ」


『密着、不可、攻撃』


 スコヤは最期まで言い切る事なく、シムの懐から飛び出した大蟲の体当たりを顎に食らって倒れた。

 舌を出しながら尻と顎を摩るスコヤを見て、シムは魔法から解き放たれた。


「ハァ、ホントにもう、小さな親切大きなお世話よね。折角、一人でかっこよく出て行こうとしたのに、決意が鈍っちゃったじゃない」


 額に手を当て嘆くシムの口元は、僅かに緩んでいた。

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