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ガウン、炎、内憂外患

静かな夜だ…。

ゆったりとしたガウンを着て、穏やかに時間を過ごすと、嫌な事を忘れることができる。


けど、現実から目を逸らしてはいけない。


今、私が経営する鉄道会社は、あちこちで炎が上がっている。

つまり、この会社は倒産寸前だ。



原因はよく判ってる。

周囲の好景気を実力と勘違いして、無茶な事業拡大をした結果だ。



まさに内憂外患だな。


いや、そんな生易しい状態じゃない。お終いだな…。




僕は静かにニューゲームを選択した。



ゆったりとしたガウンを着て、グラスにはブランデー。そして、ネオンに輝く町を、その中心に立つマンションの最上階の自室から眺める。うーん、エクゼクティブの生活?(あはは、映画とかのイメージだけで、ゼンゼン自分では実感がなくて、意味不明ですが…)

そして、事業に失敗して、会社は倒産寸前。 夜逃げ、じゃなくて、じゃ、最初から…。はい、ただのゲームでしたー。イメージとしては『A列車で行こう』というゲームです。難しくてねぇ、鉄道会社のゲームのはずなのに、工場作ったり、ホテル建てたり、ゴルフ場、スキー場、スタジアム…。 なーんてやってる内に、経営は行き詰まり、仕方が無い、やり直し、とニューゲーム…。って…。うーん、苦しい…。

内憂外患って…。難しい言葉ですねぇ、でも、今の日本は正にそうかもーですけど…。


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