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荒れ地、一年、印章

今はまだ山奥の荒れ地だけど、一年もすれば、このすぐ近くに国道が通る。

そう言われて、この土地を買って、早、二十年。

未だに、一番近いのは自動車がすれ違う事も出来ない砂利道だ。


気の毒に、騙されたのね、って?


いやいや、あの書類に印章をついた瞬間、それは未だに勝利の瞬間だ。

何でって?



俺達は、悪の秘密結社だ。

目の前が国道なんかじゃ、見つかっちゃうでしょ?


バラバラバラ…。


警察のヘリだ! しまった!



逃げ道がない…。



いずれ近くに国道が通って便利になる、そんな売り文句が本当になったら困ったんでしょうか?まぁ、いつまで経っても、不便な場所のままのはず、その予想は見事にあたるけど…、 でも、間抜けな悪の秘密結社ってことで…。 それにしても、この秘密結社、何をしてたんでしょうね…。『悪の秘密結社』を名乗っただけじゃ、警察も捕まえにはこないですよね。

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