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火、消える、制服
私の心には消えることのない火が燃えている。
その炎が命じるままに私は、今日も彼に会いに行く。
誰が止めても無駄だった。 私たちは、もうお互いの虜だった。
今日もいつもの店で待ち合わせ。 ほら彼がやって来た。
私たちの視線が空中で絡み合い、お互いの全身を舐め回す。
既に、身も心も溶け出している。
二人でいつもの部屋に行き、私は制服を着替えた。
今日は白衣。昨日はセーラー服だった。
私が鞭で打ち、彼が叫ぶ。
「女王さま!」
ま、まぁ、これは、いわゆる、そのSMの人ですね。実際のところがどんなんなのか知らないので、なんとなくの想像でのお話です。途中までは、そんな事は分からないように、とちょっと誤魔化しながら書いたつもりですけど…。 ばれてるかなぁ?やっぱ、火、と制服がこの方向にする決め手だったかなぁ? それにしても、やっぱり、こういうの、書いてて恥ずかしいですね……。