338/430
窓拭き、名湯、五十音
最近、女子寮のお風呂が改築されて、とても気持ちがいい。
お湯そのものは変わらない。
でも、見晴らしがよくなって、断然気分がいい。
けど最近、男子の様子が変なの。
ん?
あれ? 何でこんな時間に窓拭きしてるの?
まさか、覗き?
当番は五十音だし。あれは、きっと星野くんね?
こら!
「わ! きみだったのか」
何してるの?
「みんなが、窓から名湯が見えるっていうから」
何それ? もう、ガキねぇ。
二人でオトナの遊びをしましょうか? ね♪
文学少女風三題噺作成からもらったお題です。ダメですねぇ、覗きなんかしてる男子はもっとびしっと怒らないとね! そうそう。だから、本当は、ラストは「覗きを先生にばらされたくなかったら、私と付き合って」でしょー。え?違う?