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とうもろこし、汗、風呂敷
僕は畑の真ん中で、とうもろこしを刈っていた。
汗が噴出したけど、一生懸命に仕事するのは気持ち良かった。
やがて、僕が持ってきた風呂敷は一杯になり、僕は風呂敷を担ぎ、歩きだした。
慎重に歩き、畑から道に出る。目の前に僕のバイクがあった。
そのままバイクに跨がりエンジンをかけた。
その時、目の前に男が現れたが、一気に加速し男を振り切った。
背後で男が叫んでいた。
「どろぼー!」
仕事は、最後まで気を抜いてはいけない。
あはは、これ、最初は泥棒の話じゃないつもりだったんだけどなぁ…。けど、どう落とそうか、そう思って書いてるうちに、風呂敷でとうもろこしを包むなんて、きっと泥棒!なんて思いついて、そういう事にしました。いやー、人の畑でとうもろこしを盗みながらいい汗掻くなんて、心臓に毛が生えてますね!