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弁当、砂漠、料理人
私は食にうるさい。
家にいる時はもちろん、出掛けていても、たとえ旅をしている時でも。
今は砂漠を旅している所だ。
それでも、食事の為に十分な食材を持ち、料理人も連れている。
「そろそろ昼食ね」
料理人たちがせっせと料理を作り、やがてテーブルに料理が並べられる。
ナプキンの包装をほどき、小粋な金属ケースの蓋を開ける。
「白身魚のフライに、トッピングはおかかと海苔でございます」
今日のメニューは私の好物、海苔弁当だ。
弁当は三回目だし、料理人も二回目だなぁ…。ちょっとお題が被るなぁ…。でも、お話自体は比較的自然にまとまったかな?なんて思ってます。まぁ「結局弁当かよ!」って事で…。でも、お弁当って、冷めてるところがまたよかったりしません?作りたてのお弁当って、ちょっとイメージがちがうかなぁ?なんてね。