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戸、鯨、息子

チャイムの音に玄関の戸を開けると、目の前に不思議な生き物がいた。

大きな身体で、全体に濡れた感じの皮膚で、手足は無くひれがついていた。

それは鯨だった。

「え?」

潮を吹く鯨を見ながら思った。


どうして鯨が?


けど、その鯨が言うには

「先日、息子さんにお世話になりまして、そのご恩返しにうかがいました」

「それはそれは…、 では、こちらに」


そう言い、その鯨を案内する。



「では、 まずは、全身にこの塩をつけて頂けますか?」



ええと、注文の多い料理店ですね…。鯨、昔は普通に食べてたけど、最近は少ないですね。鯨に乗って息子を捜しに行こうかな、とも思ったんですけど、戸の使いみちが思いつかず、かなり苦し紛れになってしまいました…。

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