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騎士、バカ、やさしい日常
どうして俺が騎士なんかになったのかって?
確かにお前から見ると、信じられないかな。
昔は本当にバカで、ただの腕力自慢のゴロツキだったから。
けど、守りたいものが出来たんだ。
え、女に惚れたんだろうって?
ま、ハズレじゃないな。
彼女の生み出すやさしい日常を壊したくない。
恋人かって?
いや、向こうにとって俺は通りすがりの一人だろう。
それでも俺は彼女を守りたい。
バカだなって?
かもしれない。 でも今、俺は結構幸せだよ。
元旦なので、調子に乗って、もう二つ作ってみました。
これは診断メーカ、ラノベ出しちゃっターからのお題です。誰かのため、そんな決意をしている人が強いのかな、そんなことを思いながら書きました。 そして、もちろんその想いが報われるのが一番幸せなんでしょうけど、それでも、ただひっそりと支える、そんな気持ちになってしまう人が騎士の世界ではいたのかな、そして、そんな優しい人には、それを理解してくれる優しい人が現れるはず、そんなことも思いながら書きました。