193/430
たい焼き、ねむい、貧乳
ねむい…。
ねむい、というより、眠っていたい…。
昨日のことを現実とは思いたくない。
どうしよう…。
でも、お腹がすくのは避けられないし…。
部屋の隅の、たい焼きの山を見て、嫌な記憶が呼び起こされた。
そう。あれはその賞品のたい焼き一年分だ…。
何かって?
とあるイベントに行って、そこでコンテストに出場させられて…。
優勝してしまったんだ。
貧乳コンテストに。
僕、実は男なんだけど、誰も気が付かなかった…。 ショックだ。
あはは。訳の判らないものは賞品として誤魔化す、それが私のパターンになってしまったみたいです…。