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スプレー、通信簿、鉄筋コンクリート

「はあ」

 思わず、鉄筋コンクリートの塊の脇でため息を吐いた。

 目の前の灰色の壁を見ていると悲しくなる。


 もう通信簿なんか気にしなくていいはずだった。

 なのに、こんなことに点数を付けるなんて思わなかった。



 けど、俺の思いなんか関係無い様だ。

「後はおまえだけだ。 早くかけ」


 仕方なくスプレー缶を構え、思いっきり壁に吹き付けた。

『海援隊 見参! 夜露死苦!』


「二十点。 独創性に欠ける、やり直せ」




 最近は壁の落書きも大変だ…。



道路をくぐるトンネルの壁、ビルの壁、そんな所にスプレーで落書きをする人たち。 自分達の存在を、より美しく、鮮烈にアピールする為に、より優れた落書きを出来る人間だけに落書きを許すことにした、ある若者集団のお話?(あはは、意味不明ですね…)

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