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温泉、イアリング、サイレン
私は冒険が大好きだ。 どんなことでも怯まない。
そんな私が彼と出会ったのは、とある温泉だった。
私たちは部族が違ったけど、すぐに感じあった。
間もなく、私たちは結婚を決めた。
挙式の日、私たちの結婚を祝う音楽は騒がしく、まるでサイレンの様だった。
結婚の証にと、イアリングをもらった。
いえ、イアリングだと思った…。
けど、耳に付けようとしたら、皆が首を振った。
皆は鼻に付けろと言う。
この冒険は好きになれるだろうか?
うー。サイレンがイマイチかな…。部族が違うと、慣習とか美的感覚とか、違いますよね。彼女はその違いを乗り越える事ができるでしょうか??