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女の子、命日、パート・シュクレ
今年もお祖父さんの命日が巡ってきた。
お祖父さんが死んだとき、私はほんの小さな女の子だったから覚えてないのだけど。
お祭り騒ぎが大好きだったお祖父さんの遺言で、命日はタルトのぶつけ合いだ。
それも、丁寧に焼き上げた自家製のパート・シュクレを使うタルトだ。
彼に話したとき「なんて勿体無いことをするんだ」そう言っていた。
けど、今年は彼の顔面にタルトをぶつけることに決めた。
それが我が家の伝統的な求婚方法だから。
これ、まずパート・シュクレってなに?から始まりました。例によってぐぐったところ、タルトなどの生地のこと、と分かりました。そこで、ナゼか思いついたのはパイ投げでした。で、タルト投げという意味不明の展開です。でも、なんと言っても、この家のタルト投げはぶつけ合い(愛)ですから!!ナンチャッテー。