俺、君、やさしい日常
「やさしい日常?」
「何それ! 似合わない!」
思いっきり言って、酒を呷る。
「失礼っすね…。 俺って優しいんすよぉ?」
「そうかもね? けど、誰にでも優しすぎるのは罪よ?」
「あなたは特別ですよ!」
「ほら、またそんなこと言って。 ホントに君はうまいわね」
心臓が跳びはねたのは内緒だ。
「嘘じゃないんすけどねぇ…」
「そんなに酔った? 奥さんに聞かれたら大変よ? さ、帰りましょ」
切なさを抑え、想いを振り切る様に立ち上がった。
さぁ、次の診断メーカからのお題は「elwing_gray最新刊『俺と君とやさしい日常』好評発売中! http://shindanmaker.com/21593 」でした。
うーん。これは、今までとはちょっと違った感じのお話ですね? 伝えることが出来たでしょうか? はい、この二人設定としては職場の同僚。私、というか彼女の方が先輩で、後輩の彼とは気の合う仲間。何かの仕事の一段落で、祝杯を挙げていたけど、彼が意味深なことを言うので、それ以上踏み込むと、自分が戻れなくなる、そう感じて踏みとどまる彼女。 この二人、このあとはどうなるのかなぁ? 色々なパターンはあるでしょうね。