表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
143/430

罵倒、ハグ、カチューシャ

「私、カチューシャが欲しいな」

「判った」

 それは昨日のことだった。


 思えばその時、彼の目は妙に輝いていた。



「お待たせ」

 思いっきりハグされながら、彼が乗ってきた、無骨なトラックを呆然と見ていた。

 


「君がこれを欲しがるなんて、僕は嬉しいよ」

「こ、これは、 なに?」

 恐る恐る訊き返した。

「なにって、カチューシャだよ? 自走式多連装ロケット砲」


 もはや、武器マニアの彼を罵倒する気力も失い、私自身のうかつさを呪っていた。



カチューシャってヘアバンドだよね。と思いながらも、念のため、とぐぐってみたら、「へ?」って感じでした。最初に出てきたのが、「自走式多連装ロケットランチャー」でした。どうやら、ロシア軍の兵器の通称の様です。で、よーし、ヘアバンドとロケット砲でお話にならないかな(どんなん?)と思って、まぁ、二人の勘違いってお話だよね、と思いながら書きました。ハグと罵倒がちょっと変な感じかなぁ…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ