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調教、単刀直入、両手
目眩がしそうだった。
「ああら、あなた。 私に調教してほしい?」
怪しい格好の妻が、妙なシナを作っていた。
「お、おまえ! その格好はなんだ!」
妻は両手で私を抱きしめた。
「あら、体は単刀直入ねえ」
そ、それは日本語として間違ってる! いやそうじゃなくて…。
ここは冷静に…。
きっといつもの事だ。
なら…。
「で、 今度は何だ?」
「えへ」
妻が指差す先に、バラバラのホワイトジグソー。 あと少しだったのに…。
ああ、目眩がする…。
これは困り果てました。で、調教を最初に使ったら、何故だか、こんな方面に…。書いててチョー恥ずかしかったです。それにしてもオトボケの奥様ですね? それにしても、体が単刀直入…。一体何の事でしょうねぇ? んー、何にしても、もう訳分からないから、とりあえず書きながら考えよう、なんて言って、でも考えないで書くとこんな事に…。