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神隠し、マフィン、毒電波
財団法人神隠しと毒電波公団。
この二つの組織は、古くから対立していた。
誰かが迷子になると、財団法人は公団を責める。
「毒電波で頭がおかしくなって身を投げたんだ」
公団も負けてはおらず、言い返す。
「そんな事はない、神隠しだ」
そうやって責め合い、対立してきた。
馬鹿みたいだ。
まぁ、おかげで俺たちは楽だけどね。
「おじょうちゃん。 おいしいマフィンだよ? 欲しいかい?」
ほら、簡単について来る。
俺たちは、ひとさらいだ。
毎度の事ですが、訳が分からなくなった時の苦し紛れの作り方が炸裂しました。 財団法人、公団、振興財団、などなど。をくっつけて、適当に登場させて、書きながら想像しました。 まぁ、今回は神隠し->誘拐->人さらい、で、比較的まとまったかな?とは思いますけど…。
でも、これは怖いですね…。この人さらい、さらった人はどうするんでしょうね?ばれてないって事は、身代金の要求とかもしてないんですよねぇ? どっかに奴隷として売り飛ばしてる? それとも、闇の臓器売買ネットワークが…。 うー。それはさらに怖いかも…。