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物見遊山、季節外れ、掌
たとえ季節外れだろうと、練習を怠ってはいけない。
そうは言っても、やはり氷の無い池ではスケートは出来ない。
だから、練習はいつも寒い。
寒いはずだけど、それでも、掌の汗は途切れない。
設定された課題にそって、正確に、寸分の狂い無く氷上を舞う為に練習する。
それはとても過酷な練習だ。
だから、物見遊山な気分で練習を見学にくる人には腹が立った。
そう思ってた。 けどそれは、余裕が無かったからだ。
楽しむ心は大事だよね。
何事も初心を忘れないように、というか、やはり打ち込む為には、その理由が自分の中に必要かな、と。その理由を見失った状態で頑張ると、とっても辛い。だから、自分がどうして頑張っているのか、それを常に忘れないようにしたいな。割と難しいけど、でも、それが日々の頑張りを支えてくれるはず。そんな気持ちで書いてみました。