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匍匐前進、PSP、グミ
秋晴れの空が気持ちいい日だった。
「こんな日は、青空の下でPSPだよね」
なんて言ってたら背後から声がした。
「結局ゲームかよ」
振り返ると、匍匐前進しているバカがいた。
「ありゃ、バレタ」
そう言うと奴は立ち上がり、ポケットから箱を出した。
その箱を私に投げつけながら
「これ。 こないだ探してたろ」
「あ、レモングミ…」
覚えてたんだ…。 と、和んだ隙を突かれた。
「こら。 勝手にキスしないでよ」
声が上ずるの、気付かれた?
結局、仲のいい二人です。 どうして外に居たのか、どうしてPSPなのか?それは不明ですけど…。何ていうか、今回は、お題の使い方が非常に甘い気がしてます…。それなりのお話にしようと思って、お話の筋は何とかつながったかな?と思いつつも、元のお題が、本当に単に言葉としてはめられてるだけで、どれも、意味が判らない…。
その内、また違う使い方を思いつくかなぁ? むー。