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シルクロード、唐変木、水族館

「いい儲け話があるんだよ」

奴の話はろくな事じゃない。

「信用ならんな」

「まぁまぁ…。 シルクロードに水族館を建てたら丸儲けだと思わんか?」

知らない内に、唐変木の度合いが上がった様だ。


「もちろん、水槽だけじゃない。 イルカのショーだってやるぞ!」

「そして…」

奴の妄想は止まらない。

馬鹿馬鹿しいけど訊いてみた。

「で、お土産は?」


「それは、俺の書いた一大ファンタジー小説だ!」



そうだ。奴の唐変木は根っからだった。



シルクロードに水族館。儲かりますかねぇ? 色々と無理がある気はしますけど、まぁ、お話ですから! そんなファンタジーな事を考えるのは、唐変木なファンタジー作家でした。ああ、なんだか、楽屋落ちだぁ。 あ、でも、目的はお金儲けなんですよね? うーん、でも、もしかしたら、自費出版で売れ残った小説を捌くためにこんな企画を? あー怖い怖い…。

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