EX. タルトの絵日記02~ドラゴンの塒にて~
僕は大空を飛ぶ。
途中地上に降りて休憩しながら、今日で三日かな。
雫に見せて貰った地図によると、おそらく今日には着くはずだけど。まだ遠いものの、前方に山も見えてきた事だしね。
たしか、名前は霊峰ドルカだ。ドルカ領の名前の由来にもなったその山には、ドラゴンの塒という場所がある。人が住む事なく、ただその奥にはドラゴンが住んでいるという山。
僕はそこでドラゴンに会って、強くならないといけない。
雫と蒼、二人を守っていけるように。
だけど一人だと話し相手がいないから暇だな。
誰か、ドラゴンの塒にいるといいけど。
◇
さっきやっと空から霊峰ドルカと思わしき山を確認して数時間。僕は麓にたどり着いた。
木々や植物はほとんどなく、地面はじゃり道、左右には大小様々な岩が、まるで道を作り出すように不規則に佇んでいる。
でもまぁ木がない分、視界は開けているから進みやすいかな。
僕は『ストレージ』から蒼の作ったどら焼きを出して、『フロート』で浮かせたそれを食べながら少しずつ進む。
行儀が悪いって言われそうだけど、今は一人だからね!
どら焼きを食べ切って、次はお団子でも食べようかなと思ったところで、大岩が両端に一つずつ、まるで門柱か門番のように佇んでいる。
『これは……』
僕は魔力感知をその岩に向けると、何かあるという事が分かった。でも、それが何かがよく分からない。雫の防御魔術とも違うし……。
『もしかして、本命かな』
僕は魔力感知をそのままで、警戒しながらその岩を通り過ぎる。
すると通り過ぎた瞬間、岩の付近に漂うかなりの魔力が揺らいだのが分かった。そしてその刹那、感知した魔力は先程までの寂れた大地のもの打って変わって、大層豊かな魔力になった。まるで別の場所に転移したみたいだ。なんでだろう、あれが結界になっていたのかな?
僕はもう少し魔力感知を先に進めてみる。
……。
やっぱり当たりだ。岩しかないのに、様々な属性の魔力が入り乱れている。精霊もいそうだ。そして、奥の方には人じゃない巨大な魔力を感じる。ドラゴンだといいけど。
こうして僕は、ドラゴンの塒に足を踏み入れたのだった。
◇
石ででこぼこした坂道を進んでしばらく、まあ飛んでるから大変じゃないんだけど、さっき感知した大きな魔力がいよいよ間近に迫ってくる。
その魔力、多分だけどイエロードラゴンかな。そんなに大きくない。若い個体だと思う。
……僕よりは大きいけど。
ところで空から行かないのは警戒しているのと、礼儀? 蒼が礼儀は大事にしなさいって言ってたからだよ。
坂道を登り切った先に、広場になっている円形のスペースが現れた。
水でも飲んで休憩を、と行きたいところだけど、先客がいるようだ。さっき感知した個体だね。
『ググァーーーーーーーー!!』
イエロードラゴンは僕を視認するや否や、いきなり叫んでの戦闘体制。ドラゴンってドラゴンに友好的じゃないの?! まぁ、僕はホワイトドラゴンだから縄張り争いがあるのかもしれないけど!
イエロードラゴンは、右前足で地面を踏み鳴らして土属性の魔法を発動させる。
隆起した岩々が一直線に僕に迫ってくる。
僕も聖属性の魔法を使って盾を作る。イメージは雫のアイギスだ。
難なく防いで、とりあえず話し掛けてみる。
『話は通じる? 僕、戦いに来たんじゃないんだけど』
すると、話は通じるようで、返答してくれた。
『戯言を! お前からは人間の匂いがする。ここを荒らさせる訳にはいかん!』
あ、そうか。人間が侵入してこようとしていると思われてるのか。どうやって誤解を解こうかな……。
『僕はここに強くなりに来ただけだ』
『騙されんぞ!』
そう言うとイエロードラゴンは、今度は両前足を踏み鳴らし、再び土属性の魔法を発動させる。
先程と同じ地面が隆起する魔法、ただし今度は岩々が二重に隆起し、螺旋を描きながら僕に向かってくる。
僕もそれを防ぐように、盾を二枚出現させて、先程と同じように防ぐ。
だけどこれ、こっちからもやらないと埒があかないかな?
地面の隆起が収まったところで、僕は口を開いて、イエロードラゴンへ咆哮を……。
「そこまでにしましょう」
咆哮を繰り出そうとしたタイミングで、身の丈程もある細身の杖を持った長身の人間が、僕とイエロードラゴンの間に立ち、戦いを止める。
人間いるじゃん。でもそれより、僕の魔力感知に引っ掛からなかったのが不思議。
まあ、戦いたい訳じゃないし、僕は口を閉じて彼の言う通りにする。
『待てユヴェール。こいつからは人間の……』
『結界の内にも外にも、人間の気配はありません。一度事情を聞きます』
『……分かった、だが俺も行く』
『承知しました』
ユヴェールと呼ばれた男性がイエロードラゴンと話をして、今度は僕の方を向く。
『初めましてですね。ようこそドラゴンの塒へ。私はユヴェールといいます。話がしたいので、私の拠点までお越しいただけますか?』
ユヴェールは僕達の言語を流暢に操り、僕に話し掛ける。
『分かった』
僕は肯定して、すぐに背を向けて歩き出したユヴェールの後ろについて飛んでいく。
その後ろからは先程のイエロードラゴンが歩いてくる。そうか、イエロードラゴンは飛べないんだっけ。
十分程歩いて、先程と同じくらいの広さで、ログハウスが建っている広場にやってきた。
ログハウスの玄関の前には焚き火があり、そのそばでは小型のレッドドラゴンが暖をとっていた。
ユヴェールは僕が留まりやすい様に焚き火のそばに丸太を置いて、自分は向いにある椅子に腰掛ける。随分と使っている椅子なのか、ユヴェールが座ったら少し軋んだ音を立てた。
イエロードラゴンはユヴェールの隣に腰を下ろす。
僕たちは焚き火を挟んで向き合う形になった。そして、ユヴェールが口を開く。
「さて、よくお越しくださいました。ホワイトドラゴン。改めて、私はここの管理人をしているユヴェールと申します」
今度は人間の言語だ。まあ、どっちでも僕は問題ないからこのまま話し続ける。
『よろしく、ユヴェール。僕はホワイトドラゴンだけどタルトという名前がある。そっちで呼んでくれると嬉しい。後、言語は人間の言葉にした方がいいかい?』
「お好きな方でどうぞ。なるほど、契約者がいるんですね。ではタルト、どうしてここへ来たのか伺ってもよろしいですか?」
『勿論。僕にもここの事を教えてくれると嬉しい』
「ではまずここの事を説明をしましょうか」
『よろしく。あ、お菓子いる?』
蒼が挨拶は大事だよって言ってたから提案したけど、内心僕はとても悩みながらお団子三点セットをお皿に取り出してユヴェールとさっきのイエロードラゴン、お菓子の匂いに釣られて目を覚ましたレッドドラゴンに渡す。
「見た事のないお菓子ですね」
『お団子って言うんだ。右からみたらし、ずんだ、きなこって味になってる。僕の契約者の特製だよ』
「ありがとうございます。では、いただきます」
ユヴェールがみたらしから食べて、僕はずんだを食べる。
「おいしいですね。初めて食べる味です。食感も、ソースもとても素晴らしい」
蒼のお団子を褒められて僕も嬉しくなるね。
僕も自分のお団子を一口食べて、ユヴェールの方へ顔を向ける。
「では、ご存知の通りここはドラゴンの塒と呼ばれています。道の両端に大岩がある所を通ったでしょう? あれが結界になっていて、ドラゴンかドラゴンに縁のある者しか通れないようになっています」
だからあの大岩に大きな魔力を感じたんだね。
「今ここにいるドラゴンのほとんどは、棲家の近くに人間が侵出してきたか、討伐されそうになって逃げてきたドラゴンです。中には戦争に利用されそうになった個体もいます」
『なるほど』
「だから、このイエロードラゴンも人間を警戒してタルトを攻撃したんです」
『菓子はうまいが、俺はまだお前がここに入るに値するか見極めてる最中だからな』
『分かったよ。まあ、すぐに僕がいいドラゴンだって分かると思うけどね』
「さて、そんな人間からの仕打ちがあり、それを憂いた何世代も前のアルメイン王国の王に秘密裏に頼まれ、私はここの管理者として就任しました」
『数百年前って事か。だとすると、ユヴェールは不老スキルでも持ってるのかい?』
「いえ。長命種のエルフなので、この国の人間より何十倍も寿命が長いのです」
『なるほどね』
エルフ。その種族名は蒼から聞いた事があったけど、初めて見たね。聞いていた通り、耳が長い。
『ところで管理者って、何をするの?』
「ドラゴンたちの世話役と、外界との連絡や取引ですね。私自身も外界のものが必要になる事がありますので。そして、ドラゴンも含めて外から新たにやってくる者の監視もしています」
『ドラゴンも含めて?』
「ええ。タルト、あなたは契約しているから分かると思いますが、悪い契約もありますよね。命令に絶対服従させるような」
『ああ、確かにね』
「そちらにいるイエロードラゴンは、それを危惧して私を手伝ってくれたに過ぎません。どうかご容赦を」
『理由が分かったからいいよ。確かに僕の魂は人間と結びついているからね』
「ありがとうございます。簡単ですがここの説明は以上です。他に聞きたい事はありますか?」
『さっきかなり近付かれるまで、ユヴェールの事に気づかなかった。魔力感知もしていたんだけど、何か秘密があるのかい?』
「ああ、ローブが魔術具になっていて、気配遮断してくれるんです。それかと」
『なるほどね。後は……とりあえずいいかな。また何かあったら教えて』
「分かりました。では、タルトの目的を聞かせてください」
僕は目的だけじゃなくて、雫と蒼との出会い以前から話した方がいいと思って、全てを話す。
お母さんが瘴気に汚染された事。それは人間にとってとても災難な事で、浄化されたけど侵食度が強くて助けられなかった事。でも、最後まで僕を守ってくれた事。
それから浄化した雫と、妹の蒼とともに行く事に決めて、従魔契約をした事。
『……で、それなりに楽しく暮らしてたんだけど、雫と蒼が何か大変な事に巻き込まれそうになった時に、このままじゃ守れないと思って、強くなりたくてここに来たんだ』
「なるほど」
『僕はまだ体が小さいから物理攻撃は強くない。だから魔法を使える人を探してて……』
「それでドラゴンの塒に目をつけたって訳ですね」
『そう』
「分かりました」
そう言ってユヴェールは杖を掲げてくるくると回す。すると、山に張ってある結界へ魔力が注がれて、それが雪の様になって降ってくる。
「これでドラゴンの塒全体に許可を出しました。好戦的なドラゴンもいますが、私の許可がありますので悪意はないはずです。ここでの滞在はいくらでも。山をなくさない程度なら暴れても大丈夫です。存分に学んでください。私は魔術しか使えませんが、魔力運用に関しては役に立つ事もあるでしょう」
『ありがとう。対価は?』
「不要です。ここはドラゴンのための場所ですから。あなたもいいですね?」
そう言ってユヴェールはイエロードラゴンの方を向く。
『ああ。ユヴェールが許可したなら問題ない。話に嘘もないようだしな』
『ありがとう』
そうだ、今夜の寝床。
『寝床は……ナワバリはある?』
「あります。ただし私の家も含めて、この広場は争い禁止です」
『分かった。じゃあ一晩ここに厄介になるよ』
早速、夕飯にするかな。僕は『ストレージ』から魔物肉の燻製を出して焚き火で炙る。
おっと宿主にも……。これは宿賃……ご挨拶……やむを得ない……致し方ない……。
大皿を出して魔物肉の燻製をいくつか出して、『フロート』でユヴェールの前にやる。
「これは?」
『僕の契約者が作った魔物肉の燻製。おいしいよ。宿賃と、世話代ね』
「この山ではドラゴンがいるためか、魔物が発生する事が少ないので大変貴重なものですね。ありがとうございます」
『明日ちょっと相談に乗って。相談費用も入ってるから。それ』
「ふふ、分かりました。いいですよ」
こうしてドラゴンの塒での一日目は終わりを告げるのだった。
◇
日の出から少しして目が覚める。
蒼なんかは『タルトが一人で旅とか、昼過ぎまで寝てそう』とか言ってたけど、ちゃんと起きたし。やっぱり僕ってば優秀だね。いつもより早いくらいじゃない?
昨日の丸太でそのまま寝ていたから、目を開けるとユヴェールが昨日と同じく僕の対面に座って火の世話をしていた。
僕は翼を広げて起きた事をアピールする。
「おや、おはようございます。タルト」
『おはよう』
僕は『バスタイム』で全身を洗浄して、『ストレージ』から燻製加工前の枝肉、要は生肉を取り出してそのまま齧る。たまには生肉食べないとね。
手軽な朝食が終わって、僕はユヴェールに相談する事をまとめる。
『ユヴェール、今いいかい?』
「勿論です。昨日話していた件ですね?」
『うん。魔法と魔術に関する事なんだけど……』
僕は自身の魔法と魔術について説明する。
一番の問題は、魔法が使えるのに魔術の魔力運用をしている事。
どういう事かと言うと、魔法は魔力を森羅万象に変換するもの。精霊が使う事が出来る。僕たちドラゴンも、太古から生きてきて精霊に近しいものとされているから、使う事が出来る。
だけど雫や蒼たち人間は、魔法が使えない。魔力を森羅万象に変換する能力がないからだ。
だから人間は研究して、自分たちでも魔力を変換する方法を考えた。それが魔術で、その要になるのが魔術語だ。
つまり、魔法は直接事象に変換出来るけど、魔術は間に魔術語という変換機構が入る。
だから、その分遅い。
で、問題は僕が魔術を長く見てきたせいで、魔法で出来る事なのに魔術語を使って変換してしまう癖が付いている事。
今日相談したいのはこの癖をなくすための訓練は何かないかな、という事。
『ふむ……』
ユヴェールは片手を頬に当て、その肘をもう片方の手で支えながら悩む。
「一度タルトの魔法と魔術を見せて貰ってもいいですか?」
『うん』
僕たちは広場の端に移動し、ユヴェールくらいの背丈の岩の前に立つ。
『じゃ、まず魔術を使うよ』
僕は『風 切断』の二語を魔術陣に描き込み、魔術を詠唱する。
『ウィンドカッター』
ウィンドカッターは狙い通り岩の上の方に当たり、上部を切断する。
ガランと岩が落ちる音がして、地面の別の岩に当たって砕け散る。
『次、魔法』
僕は魔力を循環させ、今魔術でしたのと同じように岩を切断するイメージをする。
「……」
『ウィンドカッター』
岩にウィンドカッターが当たり、先程と同じように上部を切断する。
そして同じ様に切断された岩の上部がガランと音を立てて地面に落ちる。
「なるほど」
『何か分かったかい?』
「えぇ……。もう少し見たいので、そうですね。ヒールをかけて貰えますか?」
『分かった』
僕はウィンドカッターでやったのと同じく、魔術の手順と魔法の手順それぞれでハイヒールを発動させる。
すると『分かりました』と言ってユヴェールが僕の方を向く。
「まず魔力の運用速度ですがどちらも遜色ありません。問題はやはり、おっしゃる通り魔術語の展開速度ですね」
『もう少し詳しく説明してくれるかい?』
「えぇ。その前に、タルトの魔術には魔法にはないメリットがありますね。魔術語を描くためかイメージが速く、そして強固になりやすいです。一方で魔法ですが、結果までイメージするのが魔術に比べて遅く、発動に時間がかかっています。勿論魔術よりは速いですが。ただ、魔法を使う際に精緻なイメージをするドラゴンはあまりいません。この点は魔術で色々イメージする訓練をしてきたタルトの強みになるでしょう」
『つまり、結果までのイメージか』
「そうですね。咄嗟の時には魔術と魔法どちらが出ますか?」
『魔術語は描かないで済むんだけど、詠唱破棄で魔術を使ってるって感じが近いかな』
「私見ですが、それならそう心配する事はないかと。詠唱破棄出来ない階級なら魔法になるんじゃないでしょうか。ただ、魔術語を描かない練習は必要かもしれませんね」
『分かった。訓練法は思いつかないけどやってみる。ありがとう』
「どういたしまして」
◇
それからというもの、広場によくいるレッドドラゴンやイエロードラゴンを相手に模擬戦を繰り返す。
たまにユヴェールと話に来るウィンドドラゴンとか、上位種のドラゴンにも会うので、頼んで模擬戦を付き合って貰う。
この時蒼のお菓子がかなり役に立った。
途中からうわさを聞き付けたドラゴンがどんどん来てくれるようになって、頼む度にあげてたんじゃなくなるから、僕に勝ったらって条件にしたくらい。
そうして、かなりのドラゴンと知り合って、戦って、を繰り返した。
その内に、詠唱破棄した魔術は魔法と速度が遜色ない事が分かった。大事なのは何より結果までのイメージで、魔法でも魔術でもその発動速度よりそっちの方が重要だって気づいて、魔法か魔術か気にしなくなってからはだいぶ訓練が捗った。
魔術語は書かなくなったよ。
そう、それからユヴェールにも魔力運用について教えて貰った。魔法は使えないけど、ユヴェールは感覚で魔法を使うドラゴンより僕に似て理論派だから、その教えはよっぽど役に立つ。この運用速度なら、リエラと遜色ないんじゃないかな
「イメージもだいぶ速く、強固になってきましたね、タルト」
『うん。そろそろ人型でも練習しようかな』
「人型?」
『見せてなかったっけ』
僕はイメージしていつもの人型になる。
あ、服。
僕が気づいて『ストレージ』から服を出すより速く、ユヴェールが真っ赤になって後ろを向く。
「ちょ、ちょっとタルト、服を着てください」
「うん。今から着るよ。でも、別に見られても気にしないのに」
「私が気にします。女性なら先に言ってくださいよ」
「え? 僕、男だよ」
「え?」
後からユヴェールに聞いた話だと、ついてないから分からなかったって。どういう事?
とにかく服を着て、ユヴェールにもういいよ、と告げる。
振り返ったユヴェールが、唖然として僕に問う。
「何で少女向けの服なんですか?」
「お世話になってる人たちの趣味」
まだ若干恥ずかしそう耳を紅くしながら、ユヴェールが僕に聞いてくる。
「どうやって人型になったんですか?」
「月属性。魔術だと『ボディチェンジ』だね」
「なるほど。服を着るイメージを持てば裸にならないんじゃないでしょうか」
「ふむ、やってみよう」
こうして練習する僕を見ながら、幾度となくユヴェールの悲鳴がドラゴンの塒に響き渡った。後ろ向いてればいのにね。
まあ、訓練は順調だよ。ドラゴンの友達も増えた。帰る時は、強くなってると思う。
こんにちは。
大変なことに、ひなせは1部の時からタルトがいる事を忘れることがよくあります。
投稿前に読み直して、慌ててタルトを追加していました。
しかし、そんなひなせの扱いにもめげず、タルトも頑張ってます!
一人修業に出て、ますます出番が無くなっていたので、せめて久々登場と相成りました。
再会した時に、魔法を使えるこの子は圧倒的な戦力になることでしょう。
存在は忘れてませんので!!! 再登場まではもうしばらくお待ちください。
今回も楽しんでいただければ幸いです。




