『日曜日』
うちこと七曜日々は多重人格者である。
にっちようびー!
やふぅ!うちは日曜日担当の日野!日野と書いて「にちの」って読むの!
ん?なんでこんなにテンションが高いかって?
それは日曜日!だからっさ!
いやいや日曜日だよ!日曜日!
落ち着け?
わかった!(クソデカボイス)
今日は日曜日。何があるか?
そう大会だ!
ずっと前から計画立てていて遂にこの日がやってきたのね!
ちゃんと七曜日記に書いておいたから他の予定はない。
陸上競技の地区大会!
六葉学園以外の学生も参加する大会で、大会優勝すれば地区代表としてもっとすごいところに行けるのね!
もうね!すっごいのね!
うちもう今からワックワクが止まらないのね!
「いやっふぅ!」
いけないいけない。体力を温存しとかないといけないのね。
陸上部のユニホームを来てお日様のヘアゴムでポニーテールにして日曜日の腕章を装備!
「あえ?土野ちゃんから?」
机においてある手紙を見つける。
『日野さんへ
冷蔵庫にスポーツドリンクと軽食があります。
こまめに水分補給をするように。
でもたくさん飲めばいいてもんじゃないですよ?
運動前にも水分補給しておくと水分不足が少しは改善されますよ
大会応援しています。頑張ってくださいね』
「ありがとう!土野ちゃん!でもやっぱりおばあちゃんみたい!」
なんかおばあちゃんの知恵袋みたいな感じがしたのね。
悪意のない言葉が誰かに刺さった気がするが細かいことは気にしなーい。
「喉乾いたらたくさん飲めばいいと思ってたのね」
気になってスマホで調べてみたら人が一度に取れる水分量が200mlまででそれ以上は汗とかに流れちゃうんだって!
知らなかったー。
土野ちゃんは物知りだったのね!
「これかな?」
日野さんの、と書かれたペットボトルと包みを持っていく。
ペットボトルは2本あった。
「いってきますのね!」
玄関からスパイクの入った靴を取り出し持っていく。
スパイクは普通の道じゃ使っちゃだめだかんね!
因みに七曜家のうちの靴は5足ある。
1足は陸上競技用のスパイク。
これは使っているのはうちだけ。
次に今履いているランニングシューズ。
これはうちの他に月野ちゃんが履いている。
そしてスニーカー。2足あってコレはみんな好きに履いてる。
最後にちょっとヒールになってるやつ。うちは履かない。火野ちゃんとか金野ちゃんが履いてる。
赤と白のランニングシューズを履いて大会の会場へと走る。
アップだよアップ!
「あれ?走る前に飲んだほうがいいんだっけ?」
鞄からペットボトルを取り出し呷る。
ラベルがないからどこのスポーツドリンクかわからないけど美味しい。
「レモンとはちみつの味がする……美味しい!」
これ実は土野の手作りだったりする。
材料があれば簡単にできるんだって!
よーし!
「ジョギングだ〜」
◇◇◇◇
「七曜さーんこっちこっち!」
「おっはよー!」
陸上部のメンバーと合流!
みんな足速いんだよね!
部長の笹沢有明先輩に副部長の茉凛陽向先輩に同級生の樋端司くん。そして友達の汐井八重ちゃん。
それにうちを含めた5人が六葉学園の代表なんよ!
「ひーちゃーん応援に来たよ〜!」
「あっ一花ちゃん!」
応援席に一花ちゃんがいた。
というか六葉学園の生徒がいっぱい!
よーし頑張るぞ〜!
◇◇◇◇
「惜しかったな七曜」
「うん……」
女子200m予選。スタートで転んで3位。
本戦に進めるのは1位と2位だけ。
転んでなかったら出場出来たかもなんだよ……。
「また次の大会頑張ろうな」
「部長……」
笹沢部長が励ましてくれる。
いい人。
「なっさけねな七曜」
「む……」
樋端くんは意地悪なんだよ。
樋端くんは男子400mで本戦に進んでいる。
「ふん!そっちは足元すくわれないようにするんだよ」
「言われるまでもねえ。取るならトップだけだ」
あとで八重ちゃんに励ましてもらおっと。
八重ちゃんもハードルで惜しくも負けちゃってたし。
相手が悪かったかもだけど。
次は4ヶ月後かなぁ……。
◇◇◇◇
七曜日々は多重人格者である。
日野日々は日曜日に走る。
今回は本戦進めなかったけど次は絶対進むんだよ!
目指せ!優勝!
今日も走り込みやってから帰ろっと。
あ、そういえば月野ちゃんが筋肉痛で辛いって言ってたっけ?
……お風呂のときマッサージしとけば大丈夫かな?
まあいっか。あはは♪
明日はげっつようびー
うちは1足先に明日に行ってくるんだよ!待ってるね!
一週間連続投稿。一周した!
日々ちゃんおーるうぇいずどうでしたか?
あまり長い文章を書けなかったって思ってるんですけど。
一応それぞれの曜日に個性を出せたかな〜なんて。
一週間で終わり。
じゃあないんです。あと数話あるのでもうちょっとだけお付き合いください。
流石に明日は出せないですけど……。
日々ちゃんおーるうぇいず
次回もお楽しみください。




