クリスマスのぼっち
こんにちは、遊月です!
Twitterで催されているタグ「創作試験問題」のお題として【クリスマスの奇跡】に回答したことで思い浮かんだ物語を書かせていただきます!
ほんのりダークにつき、要注意?
では、本編スタートです!
世間じゃクリスマスイブだっていうが、俺にしてみれば何が変わるわけでもない、ただの平日だ。普通に仕事して、普通に帰って、ネットのエロ動画のひとつでも見てからゲームやったりテレビ見たりしていれば、勝手に眠くなってしまう。
街を歩けば、イルミネーションの美しい駅前ロータリーには着飾ったカップルたちが仲睦まじげに寄り添って歩いている。どうせこの後、適当に飯済ませて適当に祝ったりしたら、今度は身体重ね合わせてクリスマス祝いセックスと洒落混むんだろ? 精々テンション上がりすぎて無計画な膣内射精とかしないようにな……とすれ違い様に言いたくなるのを抑えながら、ぼんやりと家路を歩く。
はぁ、クリぼっちとか空しい。いっそ世を儚んで身投げとかしちまおうか……ふと囁きかけてきた誘惑に迷いながら、フラフラと雑居ビルの階段を昇ろうとして……。
「あれ、吉村くん?」
声をかけられたのは、そんなときだった。
振り返った先にいたのは、高校時代に同じクラスだった高平さん。夏休みの間だけ付き合っていた、初めての彼女だった人だ。
前書きに続いて遊月です♪
創作試験問題、色々話にしたいお題がたくさんありましたが、今回はこのお題で話を書いていきます!ということで。
またお会いしましょう!
ではではっ!