メモリーフレーズ
今の自分に負けるなよ
今の自分を見逃すなよ
今の自分へ求めるなよ
その理由があるのなら
その理由の対象が
存在しているのなら
そこで止まる
価値があるから
それは
弱い自分を
殺す為かもしれない
それは
恨んだ人を
殺す為かもしれない
それは
何処かの知らない人を
殺す為かもしれない
それは
全ての存在を
殺す為かもしれない
それは
全ての理由を
殺す為かもしれない
だから
踏み止まり
そこに居る理由を持つ
だから
踏み止まり
これからを考える
だから
踏み止まり
戦略を練り上げる
だから
踏み止まり
守りたい物を
一つだけにする
だから
踏み止まり
世界の決まり事を
守らないのだ
まずは
それで構わない
あなたの命だから
まずは
それで構わない
あなたの根源だから
まずは
それで構わない
あなたの計画だから
まずは
それで構わない
あなたの行動力を
上げる為だから
まずは
それで構わない
あなたの見る物を
定める為だから
それから
行動するのだ
親の顔を見ながら
それから
行動するのだ
友人の顔を見ながら
それから
行動するのだ
知人の顔を見ながら
それから
行動するのだ
何処かの
子供の顔を見ながら
それから
行動するのだ
誰かの
悲しむ顔を見ながら
先を見て
何を思うかを
手短に伝えられて
感情的に蠢くのは
誰もが
通って来た道だ
だが 意味も無く
単純化された言葉だけが
残っているのでは無い
時代を先取りした
キャッチフレーズなら
あなたにはわかるのか
違うのだろう
想像出来ないから
どうしたら良いか
わからなくなるのだろう
忘れてはいけない
お決まりのフレーズは
時代の中で
数々の人間が
無駄を削げ落とした
一番単純でありながら
一番触れている
一番温かい言葉なのだ