クラス替え、 私はどこのクラスかな?
中学校のことがよくわからない…
「えーっと、私のクラスは…」
歩き始めてから数分。
今、ちょうど学校に着いたところだ。
あそこにクラスが書いてあるのかな?
えーっと…私のクラスは…ふーん、2組か。
佑香と、木葉は何組なんだろう…2組…ではないな…
佑香と木葉は…1組…
違うクラスだよ…去年は同じだったのにな。
「なぁ、小宮!クラス違ったけど、これからのようによろしくな!」
「ねぇ、小宮。クラスは、違うクラスだったけどこれからもよろしくね。」
「そうだね、佑香、木葉。」
そうだ、クラスが違っても友達は友達だよね。
「「「これまでみたいに仲良くしようね」」」
3人の声がハモったのが嬉しくて、そして面白くて大笑いしてしまった。
2人も、同じことを思っていたのか、私につられたのか、大笑いしていた。
でも、この時、自分のクラスに誰がいるかも見ていれば、こんなことにはならなかったのかもしれない。
…未来のことを予測できてるようなこと考えて見たけど、まぁ、そんなことないよね。
フラグじゃないからね?
…ほんとだよ!
でも、誰がいるのかは見とこうかな。
「小宮!行くよ。」
あ、もうこんな時間、急がなくちゃ。
教室に入れば、誰がいるかわかるしいっか。
「うん!」
そう言って私は、手を差し出した佑香の手を取り、教室へ向かっていった。
盛大なフラグがたった…
次回回収するしかない…