第一話
女が誰かを探して、校内を走っていた。
女:『もう、アイツどこにいんのよ』
男:『オーイ、由利。だれ探してんの?』
女の名前は倉本由利。
身長 150cm
体重 42kg
No 59
回復系
由利:『嵐山君を探してるの』
そう言いながら、横を見ると
由利:『って横にいたの、アンタだったのね!』
男:『遅すぎるよ、もう少し早く気づけよ』
由利が探していた男の名前は
嵐山迅
身長 172
体重 58
No4
雷系
性格 呑気
迅:『それで何か用?』
由利:『アンタねぇ、仕事したの?』
迅:『してないけど』
由利:『アンタだけよ。1~10の中で仕事してないの』
迅:『だって面倒だろ』
由利:『でもやらなきゃダメでしょ』
迅:『大丈夫だよ。俺の周囲だけバリア張ってるから、アイツらが来ても!』
由利:『何、威張ってんのよ!そのバリアを学校全体に張りなさいよ』
迅:『やだ。俺は自分の為以外に力を使わない。疲れるし』
由利:『もう、それでNo4のつもり』
迅:『別にいいだろ、俺以外がやってくれてんだから』
由利:『そうだけど・・・』
迅:『それにこの頃、アイツら出てこないしな』
アイツらとは悪霊のこと
悪霊は人に寄生して、闘わせる
迅:『それにしても、本当にこの頃アイツら出てこないな。』
由利:『そう言えば、そうね。私達暇だよね』
迅:『俺は暇がいい』
由利:『そんなこと、言わないの!』
迅:『でもさぁ、アイツらと闘うの疲れるだろ』
由利:『そりゃ、そうだけど!でもこの頃おかしいよね?今までは2日に1回だったのに、今は一月も出ていないのよ』
迅:『まあな』
そして、チャイムが鳴った
由利:『あら、チャイムが鳴ったわね。それじゃあまたね』
迅:『ああ』
放課後
迅と由利は廊下を歩いていた
すると、少年がこちらにフラフラしてやって来た
由利:『あら、君どうしたの?』
そう言って近づこうとした瞬間
迅:『危ない!』
迅が由利の間に入った
その瞬間、グサッ
迅はその少年に刺されていた
由利はその少年を見た。
すると、その少年にはべリアルが付いていた
迅:『べリアルだと?ヤバいな』
べリアルはヨーロッパの魔神のことだが、なんであんな強い化物が・・・
そして、戦いが始まった
由利が走ってきた
由利:『迅、刺されたところ見せて』
そう言って、俺の刺された所を触ると傷がなおっていく
迅:『さてと、倒すか』
少年がこちらに向かって走ってきた
迅:『由利、離れとけ』
迅が手を広げた瞬間、少年の周
りに光の壁ができた
由利:『迅が本気だ』
迅が手を交差させると、光の壁が少年に衝突した
バンッ
なんと光の壁が砕け散った
由利:『そんなバカな!あれで普通は倒せるのに』
少年は光の壁の破片を掴むと、こちらに投げてきた
迅が手を下に下ろした
すると、光の壁が降りてきた
破片をガードした
迅:『しょうがないな。あれを使う』
そう言うと、迅は手を高速で手を上下左右に動かす
すると、十字架みたいなものが出てきた
そして、それを押すと高速で少年にぶつかった
迅:『Lite cross この技から逃れられない!』
十字架は何千層にもなっている
当たった瞬間、少年は壁にて何回も攻撃が当たった
少年:『グワー』
迅:『終わりだ』
少年:『なんてな。はは』
迅:『なんだと 』
迅が振り替えると、少年がすぐ近くに来ていた
壁を見ると十字架が真っ二つになっていた
少年はべリアルを完全に使いこなしていた
少年はべリアルを装備した
迅:『ヤバいな。俺もやるか?』
迅:『しょうがないな。あれをやるしかないか、疲れるから嫌だがしょうがない』
迅:『来い。ミカエル』
そう言うと、迅の横にミカエルが出現した
迅:『ミカエル。クロス』
ミカエルが迅と合体した
少年:『ちっ、こいつもクロスできるのかよ!』
少年は迅に向かって、近くの石を投げた
すると、石がナイフに変わった
迅:『はぁ、めんど 』
迅がいきなり消えた
と思った次の瞬間
少年の後ろに立っていた
迅:『くさいが、終わりだ』
迅の手に光の剣が出てくる
そして、少年を貫いた
しかし、少年にはダメージはなくべリアルにダメージがかかる
迅:『この剣は悪魔だけを切る。終わりだよ』
少年が倒れる
べリアルが死ぬ間際に
べリアル:『この学園には72柱の俺と同等、それ以上の悪魔がいる。そいつらにお前らは負ける』
べリアル消滅
残りの72柱 71体
迅:『全部俺が倒してやるよ』
迅と由利は少年を本部に搬送した
そして、迅と由利はこの事をNo1の一之瀬 将矢に話した
一之瀬 将矢
身長 170cm
体重 56kg
No1 時間系
属性 光
天使 ルシファー
将矢:『それにしてもヤバいな!No2~No10の内、今この学園にいるのは、俺とお前、No3,No7,No9だよな、後の人も呼んでおこうか』
迅:『ああ、そうしてくれるか?』
天使の力を使えるのはNo1~No10だ。しかし、悪魔達は100ぐらいはいる
迅:『まあ、真っ先に呼んでもらいたいのは青山だが』
将矢:『ああ、そうだな!あいつとお前はかなりコンビが良かったからな。でもあいつは今、違う県の学園調査だから、時間はかかると思うよ』
?:『あ、でも将矢さん大丈夫ですよ!私もいるんですから』
そういうこいつは
波羅 加奈
身長 162cm
体重 48kg
No9 風力系
属性 風
天使 セレス
迅:『加奈、お前の能力は俺には悪影響なんだが』
加奈:『えっ!何で?』
迅:『雷は風の力を弱くするだろ?』
加奈:『あは、そうね』
迅:『それで 朱山 雀、冴木 ロイは?』
?:『ここよ』