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現代社会で「お父さん」というジョブを授かった俺、365日攻略中。  作者: ネコパンチ


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【クエスト】鉄馬からの落馬と勇者の掌返し

雨上がりの夕暮れ。


俺はデイリークエスト(仕事)を消化後、鉄馬バイクを駆り、帰路を急いでいた。


だが、路面に潜む魔の罠、マンホールに足元をすくわれ、無残にも落馬。


幸い、装備の耐久値と俺の頑丈さで致命傷は免れたが、肩と腕に負傷デバフを負ってしまった。


帰宅した勇者(嫁)が、俺の負傷を聞きつけ駆け寄ってくる。


その表情は、今までに見たことがないほど深い慈愛と心配に満ちていた。



「大丈夫!? 怪我はないの!?」



その聖母のような声に、俺の痛みは半分以上癒やされた気がした。


俺は、



「ああ、肩が少し痛むのと、腕に擦り傷が……」



と言って、名誉の負傷?(じゅくじゅくの擦り傷)を彼女に示した。


俺の傷口を覗き込んだ彼女が、次の瞬間に放った言葉が、
















「…………………………キモッ」
















さっきの心配どこいった!?



心配という名の聖属性のバフは一瞬で剥がれ、俺の心には「キモッ」という闇属性の消えない刻印が刻まれた。


どうやら彼女にとって、俺の生命の危機は心配の対象だが、生々しい傷口は生理的拒絶の対象だったらしい。




【緊急追加クエスト】


ちなみに、帰宅した長女にも見せたら、
















「…………………………キモッ」
















うん、さすが親子。




▼ 本日のリザルト

被害状況: バイクの修理費 + パパの心の傷(特大)

HP:オーバーキル

嫁のステータス: 慈愛 → 嫌悪(最速の状態変化)

教訓: 傷口を見せていいのは回復術師(医者)だけだ

補足: 翌日、一応病院に行ったら肩付近の小さな骨にヒビが入ってた(泣)



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