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現代社会で「お父さん」というジョブを授かった俺、365日攻略中。  作者: ネコパンチ


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【クエスト】伝説の珍味を追え

身体を鍛えるために登山、ボーリング。


頭を鍛えるためにネット麻雀、視写。


仕事を引退した後も、心身を磨き続けるナイスガイな嫁の父。


そんな彼は、無類の〈ナッツ好き〉という属性を持っていた。


俺は仕事先で手に入れた日向夏ひゅうがなつという高級柑橘を、嫁の実家へお裾分けした。


ビタミンたっぷりの爽やかな逸品。


楽しんでくれるはずだった。


後日、感想戦が始まった。






嫁「日向夏、おいしかった?」




義母「おいしかったよ、ありがとうね」






そこへ、登山で鍛えた肺活量で義父が割り込む。






義父「何だそれ?ワシは食うてないぞ!」




義母「何言ってんの、食べたじゃない」
















「ワシは……〈ひゅうがナッツ〉なんて豆、食うてないぞ!!!」
















どうやら彼の脳内レーダーはなつをナッツ(豆)と誤認。


高級な豆が届いたはずなのに、ワシの口には一粒も入っていない!という悲しい誤解が、怒りの咆哮へと繋がったのだ。




▼ 本日のリザルト

クエスト状況: 概念の相違により報酬未受け取り?

発生事象: 柑橘類がナッツ類へと属性変換

義父のステータス: 豆への執着心(ゲージMAX)

獲得称号: 豆の求道者(義父)

結論: 義父に果物を渡すときは、「これは豆じゃないよ」という注釈が必要


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