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3話目


カチッ


さぁ!送ったわよ!

3話目を投稿したわよ!

このあたしが!

誰もがひれ伏す、霧乃城レイ子が!


さぁ、読みなさいあんたたち!

思う存分、無料で楽しむがいいわ!

この霧乃城レイ子の3話目をねッ!!


リロードするわよ。


カチッ


おかしいわね。


電話よ!


『はい、もしもし』


「タジロウ、数字がゼロよ」


『先生!いい加減にしてください!

 もう切りますよ!電話!』


「原稿は送ったわよ」


『はい、届きました』


「だったらいいじゃない。

 ちょっとはあたしに付き合いなさいよ」


『で、ボクにどうしろと?』


「何で数字がゼロなのよ?

 あんた、何かアドバイスしなさい」


『ん~、だから短編を書いてください』


「何でよ?」


『先生は名も知れない人の長編なんて読みますか?』


「読まないわよ」


『そういう事です』


「どういう事よ?」


『だから長編よりも短編の方が読んでくれる確率が高いってことですよ。

 それでファンを増やして初めて長編を読んでもらえるわけですよ』


「うん」


『先生はいきなり長編からスタートしたんですよね?』


「うん」


『それに先生の小説は、じわじわと話しが進むタイプですよね?』


「うん」


『だから難しいと思いますよ』


「そう・・・分かったわ」


『それじゃ先生、ネットの方は一旦終了ということで、こちらを優先させてください。

 お願いしますよ!』


「分かったわ。

 切るわ」


『あ、先生、』


ブチッ


いいわ!

やってやるわよ!

書き直しよ!

1話から全部書き直しよ!

見てなさい!

この霧乃城レイ子の実力を!

誰もがひれ伏す霧乃城レイ子の実力を!






------- 書き直し -------



カチッ


さぁ!送ったわよ!

1話から3話を投稿したわよ!

このあたしが!

誰もがひれ伏す、霧乃城レイ子が!


わざわざ書き直したのよ!

さぁ、読みなさいあんたたち!

思う存分、無料で楽しむがいいわ!

この霧乃城レイ子の1話から3話をねッ!!


リロードするわよ。


カチッ


★1  ●0


ひぃ!

き!来たッ!

来たわよ!

ついに!

そ!そうよ!

読みなさい!この!偉大なる霧乃城レイ子の新作を!



リロードよ。


カチッ


★3  ●0


ウッヒョーー!

来たーッ!

増えたわよ!

遂に数字が3に増えたわよ!

これよ!

見なさい!

これがあたくし霧乃城レイ子の実力なのよ!

フハハハハハ!!


いいわ!

いいわよ!さあ!

もっと見るのよ!みんな!

もっとあたしを見て!!

ウッヒョヒョーー!

さらにリロードよ。


カチッ


★3  ●0


ん?

増えないわよ?

なんで?


確認のリロードよ。


カチッ


★3  ●0


何よ!

増えないじゃない!

数字が3から増えないじゃないのよ!

どうなってんのよ!

3人しか見てないじゃない!


・・・いや、これは、まさか、

1人が3話読んだという事?

ウソでしょ?

1人?

んな事あるわけないわ!

この霧乃城レイ子の新作なのよ!


次こそ真実のリロードよ!


カチッ


★3  ●1


何よ!

全然増えないじゃ、


ん?


黒丸に1?

確か、タジロウが言ってたわね。

『星の隣の黒丸がコメントの数です』と・・・

ということは!


コ!コメント!!


ヤッターー!!

来たわ!

遂に来たのよ!

苦節3話目にして!遂に来たのよ!

やったのよ!遂に!

来たのよ!


コメントが!!

リアルな感想が届いたのよ!!


お、押すわよ!

押すわよ!

黒丸の1を!

押すのよーッ!!


カチッ


(あんまり面白くない)路地裏の歌子



ん?


ウキィイイーーーッ!!!


な!な!な!

なにをッ!

何を言っているのよッ!


あんまり面白くない・・・


ウキィイイーーーッ!!!

ふざけたるのもたいがいにしなさいよ!

誰よ!


路地裏の歌子?


こ!この女!!

あたしをなめるんじゃないわよッ!

目にもの見せてくれるわ!

歌子!!

あたしを誰だと思ってんの!

だれもがひれ伏す霧乃城レイ子なのよ!

覚悟なさいッ!






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