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4/8

戦闘、そして戦闘

[エリアA-3]

GM:ここは蛮族居るって決まったからサイコロ振らずにイベント開始です。

 足跡を追って行くと、ほどなく二つの人に似たシルエットの蛮族が現れた。

 両者はほぼ同時に互いを見つけ、蛮族二匹は当然のように手の武器を振り上げた。

 さてルース、トラウマ判定だ。予め分かってたし、目標値7で。


エイル:トラウマ判定w


ルース:はーい。コロコロ……10。よしっ!

「すー、はー、すー……。うん、大丈夫」


フィオ:良かった良かった。んじゃ魔物知識……9。


GM:知名度は抜いたが弱点には届かなかったな。まいどおなじみ、ゴブリンさんです。


フィオ:チッ。

「ゴブリンか。大した敵じゃないし数も少ない。落ち着いて対処すれば問題無いだろ」


ルース:次、先制判定行きまーす。11、先手取った。


GM:ほい、じゃあエネミーのHP。……これ要るかな?

 ゴブリンA HP16

 ゴブリンB HP16


[ラウンド1]

エイル:分かり易いしあって良いと思うよ。

 【フィールド・プロテクション】は要る?


フィオ:要らな……い気もするけど慢心も危ないな。

「エイル、念の為防御魔法頼む」


エイル:「了解、【フィールド・プロテクション】」

 行使成功。


ルース:では前に出てゴブリンAに攻撃。

 命中16。当たり。ダメージ7


GM:ゴブリンA HP9


フィオ:前に出て魔力撃。

 命中、おや6ゾロ。ダメージ9。

 おおっ!? ダメージ量ルースより上じゃん(歓喜)


GM:しかもピッタリ0だ。ゴブリンAは早くも斃れた。


ジョン:まさかワンターンでw ゴブリンBに攻撃。

 命中10。ありゃ、外しちゃった。


GM:ゴブリンのターン。ルースに攻撃。

 ……あれ、ゴブリンの性格だと逃げ出しても良かったか?


ルース:だが逃さん。

 回避9。あ、当たっちゃった。


GM:ダメージ3。微々たるものだなぁ。


[ラウンド2]

ルース:攻撃しまーす。

 命中11。当たり。ダメージ……クリティカル出た。17。


GM:17てw 一撃で全HP上回ったw

 あっちゅーまに戦闘終了だ。

 蛮族達は四人に襲い掛かるも、あっさりと返り討ちされた。


フィオ:サッサと剥ぎ取り。


 A→意匠を凝らした武器

 B→武器


フィオ:「ゴブリンのクセに良いもん持ってんな」


エイル:「それにしても、まだ森の外縁部なのにもう二戦目だよ」


ジョン:「森の奥はどうなるやら……。場合によっては値上げ交渉するぞ」


エイル:「ですね!」


ルース:あ、意気投合してるw


フィオ:あっ! しまった!!


GM:どうした?


エイル:え、何? 何か見落とした!?


ジョン:トラブルか?


ルース:???


フィオ:ライトメイス! 使うチャンスだったのに忘れてた!!


一同ヽ(・ω・)/ズコー


GM:……えーと?


フィオ:敵によって使い分けるって言ったじゃん。剣を使うのは魔法と接近戦同時に使う為で、魔法使うまでも無いさっきみたいな場合は威力も命中も上がるライトメイスのが効率良かったんだ。ミスった……!!


エイル:ちゃんと倒せてたんだし、気にしなくても。


ジョン:というか、戦闘入った後だと持ち替えに1ターン使うだろ? 事前にどちらが良いか分かるケースなんてそう無いと思うぞ。


フィオ:そういやそうだな。

 よし、じゃあ腰にレイピア差した状態で予めライトメイス装備しとく。で、

 →敵が魔法使う相手でなければそのまま。

 →魔法が必要な相手ならライトメイスその辺にポイ。戦闘終了後回収する。

 って感じでどうよ。


GM:ああ、うん。ルール上問題は無いしそれで良いぞ。


フィオ:よっしゃ(๑•̀ㅂ•́)و✧


ルース:フィオはメイス好きだなぁ。


GM:解決したなら次行くぞー。


[エリアA-4]

エイル:次、僕の番だね。

 コロコロ「4」「1」5→グレイリンクス×1


全員「………………」


ルース:さんせんめ。


GM:これは……出目の偏りっつーよりシナリオの問題かな……?

 まぁ、出たものは仕方ないんで戦闘です。

 更に探索を続けると、今度は一匹の大きな獣が一行の前に現れた。獣は既に臨戦態勢だ。

 魔物知識どうぞ。


フィオ:動物相手でも"魔物"知識なんだよな。

 9。……あれっ?


GM:知名度にも届かず。フィオは目の前の動物を知らなかったようだ。


ジョン:動物には興味無かったのか。


ルース:どんまい。


エイル:まぁ、こういう事もあるよ。


フィオ:orz


ルース:先制判定やるよー。14。


GM:先手取った。

 魔物知識失敗したからHP表示は無し。


[ラウンド1]

エイル:えーと、【フィールド・プロテクション】は要るのかな?


フィオ:うーん、成功してたら格上だからやってって言う所だけど、知らないなら……知らないなら用心して備えるか?

「悪い、あれが何なのかは分からないが……何時も通り防御頼む」


エイル:「分かった。【フィールド・プロテクション】」


ルース:前に出て良いんだよね?


フィオ:……おう。成功してたら先に【ファナティシズム】打つ所だけどね。知らないからね。とりあえずこれまでと同じ流れで行くよ。

※グレイリンクスは回避が高い。


ルース:とにかく前に出て攻撃!

 命中15 当たった。


フィオ:さすがルース。


ルース:えへへ。ダメージ10


フィオ:前に出て魔力撃。命中11 避けられた。

 うん知ってた。


ジョン:11でも外すのか……。謎の獣に攻撃。

 命中11 外れた。


GM:いやグレイリンクスで良いぞ。名前出てるし面倒だろ。

 グレイリンクス、フィオに攻撃。


フィオ:げっ。回避10 避けられないー(泣)


GM:ダメージ5。連続攻撃持ちなんでもう一回だ。


エイル:Σ(゜Д゜)「フィオ!! 危ない!!」


フィオ:ぎゃあっ、回避12 おお避けた!

「うお危なっ」


[ラウンド2]

ルース:早く倒そう。命中、あ、また6ゾロ。

ダメージ5。


GM:おお、もっと苦戦するかと思ったら。


フィオ:問題は俺等なんだよね……。

 命中9 外しました。


ジョン:俺等って、私もか。

 命中8 私もでした(´・ω・`)


エイル:前に出てフィオに〈かばう〉宣言。


GM:リンクス、フィオを攻撃。


エイル:かばいます!! 来て良かった!


GM:ダメージ4。二回目……0、だと?


フィオ:さすが。


ルース:さすエイ。


ジョン:タンクの面目躍如だな。


エイル:(-ω☆)キラリ


[ラウンド3]

ルース:普通に攻撃。命中10 ああっ外した。


GM:やっとか。


フィオ:うーん、俺じゃまず当たらな……あれここ魔法使う場面?


エイル:あっ(忘れてた)


ルース:あれ、〈魔法誘導〉無いから攻撃魔法は使えないんじゃ?


GM:乱戦エリア内なら誤射しないよ。


ジョン:そりゃ目の前に居りゃ外しようもないか。


フィオ:って訳でライトメイスポイッ。【エネルギーボルト】!

 行使判定13!


GM:たっか! 精神抵抗余裕で突破。


フィオ:ダメージ8!


GM:いくら俊敏性でも魔法には関係無い。魔法の一撃にグレイリンクスはがくりと倒れ伏した。


ルース:「やった!」


ヨハン:「一時は苦戦するかと思ったが、なんとかなったな」


フィオ:「よっし!」

 なるほどな。回避高い相手には魔法。ライトメイス回収しつつ。


エイル:「みんな無事で良かった」

 ソーサラー早速活躍したね。


ジョン:「う〜む。私もメインはクロスボウのつもりでいたが、……攻撃魔法も早めに習得すべきか?」

 物理(敏捷や防御)高い奴は精神低めの傾向あるもんなぁ。

 あ、それとここで矢筒に太矢補充しよう。←矢筒一個のみ。予備の矢は荷物の中。


ルース:剥ぎ取り剥ぎ取り〜


 自動→グレイリンクスの毛皮

 4→何も無し


エイル:何も無し多いなぁ(´・ω・`)


[エリアB-4]


ジョン:次は私だね。コロコロ……5。探索。


GM:探索判定どうぞー。


 フィオ→6

 ルース→13

 エイル→8

 ジョン→7


フィオ:……(イベント表見て)なぁこれ実質六分の四で戦闘発生するよな?


GM:ん? (ちょっと考えて)……そういえばそうだな?

 と、ともかく判定成功したから何かは見つかるぞ!

 →5 動物の足跡(複数)

 …………13出した人が居るのでどの方向に向かったかも分かった。

 →B3

 ……一行は動物の足跡に気が付いた。どうやら複数の群れのようだ。


フィオ:そろそろ戦闘描写ダルくなって来たな。(作者が)


エイル:作者だけじゃ無く読者もこの辺は面倒になってるんじゃない?


GM:だな。雑魚戦なの分かり切ってるし、結果だけでいいや。


[エリアB-3]

 ウルフ×4が出現。

 フィオが今度は弱点まで抜く。が、ルースが先制で1ゾロを振る。なんで端折ると決めた途端に面白い事をするのか。

 先手を取られたものの、レベル1の特殊能力も何も無いただのウルフ。なんの波乱も無く3ラウンドで終了。

 剥ぎ取りは狼の皮×3。


フィオ:で、表にあったモンスターは全部やっつけた訳だけど。


GM:アッ、ハイ。残り2マスは、一応イベントと落とし物が残ってるので一応(二回目)振って下さい。

 モンスターが出たら自動で探索。足跡が出たら何も無しです。

 あとCDエリアのイベント表見直します。


ジョン:そういやあったな落とし物。


エイル:一区切り付いたなら回復しない? ちまちまでもダメージはそこそこ貯まったでしょう?


ルース:だね。よし、薬師セットの出番だ!


 ここは回復のみなので割愛。ちなみにここまでで、

 フィオMP-5

 ルースHP-3

 エイルHP-6 MP-6

 ジョン太矢9本消費 でした。

 薬草回復基準値5のジョンの活躍により各HPMPはほぼ全回復。

 器用の高いレンジャー技能持ちは有り難い。


[エリアB-2]

フィオ:テンション上がらんなぁ。コロコロ。9→ウルフ、なので探索。


GM:ちょっと変更して、

 1・3・5→何も無し

 2・4・6→落とし物

 とします。


ルース:落とし物上がった。


GM:大した事じゃ無いけど、せっかく考えたからね。


ルース:じゃ、俺で。……6。落とし物だ。


GM:ほいじゃ落とし物表だ。


2.ゴミ

3.防具B

4.武器B

5.アイテム(300ガメル以内)

6.財布(100ガメル)

7.財布(300ガメル)

8.財布(500ガメル)

9.アイテム(500ガメル以内)

10.防具A

11.武器A

12.レア


エイル:……これは。


GM:想像付くと思うが、財布の()の中は入ってた金額。

 アイテムの()はルールブックⅠ改訂の中からその金額内で好きな物を。

 武器防具はやっぱりⅠ改訂からそのランクの好きな物を。

 そして! レアはEXから制限なしで好きな物一つどれでも選べる!


フィオ:!! EXって、マナチャージクリスタルでもマナコートでも良いと!?


GM:良いぞ、当たったらな。


ルース:なるほど。


エイル:へぇ、無駄に戦闘させた詫びイベントって感じ?


ジョン:テンション低いな。二人は欲しい物無いのか?


ルース:うーん、強いて言えばブレストアーマーだけど、手の届く値段だし、今直ぐ装備出来るならともかく、今Aランクの武器貰っても。


エイル:そうなんだよね。と言うか、変に高性能なアイテムがあっても今の自分達じゃ使い熟せる気がしなくて。

 そういうジョンは?


ジョン:私は、って言うかジョンはまだキャラが定まってなくて何を欲しがるかいまいち想像着かなくてな。


ルース:そっかー、そういうものかー。


GM:orz


フィオ:みんなはいいの? じゃあ俺が振るよ。

 レア来いレア来いレア来い……

 6→財布(100ガメル)

 ( ゜д゜)ポカーン


ルース:ある意味ゴミ以上のハズレがwww

「あれ、こんな所に財布が」


エイル:w 「誰かの落とし物かな? ……100ガメルか」


ジョン:コントのようなキレイな落ちだったなw

※ガチで賽の女神の判断です。


ルース:「ここは他には何も無さそうだね。次行こうか」


エイル:「だね。フィオ? 行くよ?」


フィオ:( ゜д゜)ポカーン


ジョン:「…………」無言でフィオの背中を押そうw


[エリアB-1]

GM:はい、落とし物も出たので何も在りません!

 時間帯的に昼休憩、ロールプレイタイムです。


フィオ:「ふぅ、後は森の奥か。この辺でお昼にしよう」

 持ち直しました。ちくせう。可笑しな期待させやがって(`;ω;´)


エイル:持ち直って無いw

「だね、この辺とか座って休めそう」


ルース:「火はどうする? お茶くらいは淹れられるよ」


ジョン:「そうだな、ここまで結構戦ったし、しっかり休もう。枝を集めてくる」


フィオ:「枝班行く」


ルース:「火を熾すのはやっとくよ」


 お茶の用意が出来て。


ルース:「じゃん! お昼は出発前に作っておいたスコーンです! お肉と野菜入りのお食事スコーンと、ブランデーで戻したドライフルーツタップのスコーンの二種類。疲れた頃用に味は濃い目。濃すぎたらごめん」


フィオ:「十分だよ。つか、出発前ってあの話の後? よく時間取れたな」肉野菜の方パクり。「美味っ」


エイル:「居ないと思ったら……。有難う、美味しいよ」


ジョン:「美味い。このくらいで丁度良い」


ルース:(*´ω`*)テレテレ


フィオ:「って保存食は? 材料費幾らだこれ?」


ルース:「使ってるよ。スコーンに砕いた硬パン入ってるし、お肉も干し肉戻したヤツだし。ドライフルーツも貰ったので」


フィオ:「どっちにしろ材料は足してるんだな?」

つ100ガメル 「これで足りるか?」


エイル:「フィオ、そういう事は全員で」つ100ガメル


ジョン:「……」もぐもぐしながら。つ100ガメル


ルース:「えっ、えっ? そんなつもりじゃないから別に……」

 というか実際幾ら使ったんだ? この世界の酪農とかどうなってんだろ。


フィオ:衛生面も疑問だよな。

「つもりも何も、パーティー全体の食事なんだからパーティー全体で負担すべきだろ」


エイル:そこは考えるのよそう……?

「そうだよ。出先でこんなちゃんとした食事取れるなら幾らでも出すよ」

 エイルは自尊心くすぐる方向で行こう。


ジョン:「いっそ、食事関係はパーティー共有費として用意しとくとか? その予算内で出来る事して貰えば。調理の手間賃はどうする?」


ルース:「い、いや、好きでやってる事だから。そんな気にしないで……」

 うおう、嬉しいやら面映ゆいやら。


フィオ:「帰ったら会議だな」

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