探索開始
翌朝。
GM:さて、起床はAM6:00かな? テント畳んだり朝食取ったりしたりで、行動開始は一時間後くらい?
フィオ:適当でいいのでは?
GM:今回時間経過を組み込んだんで、開始時刻はハッキリさせたいんよ。
ルース:ノ はーい、俺は見張りで遅番にして、見張りしながら料理の準備してたんで、起きて直ぐに朝ごはん食べれる状態だったよ。
エイル:それなら一時間あれば食事から片付けまでゆっくり出来るね。
ジョン:朝のロールプレイはいいのか?
フィオ:やるの? 俺は朝弱いからうつらうつらしてる。
エイル:笑。僕は夕べとそんなに変わらないかな?
ルース:そうだなぁ、満足に手を洗えない場所でパン捏ねるのはちょっと……。じゃあ、夕べから卵液に浸した硬いパンでフレンチトーストにしよう。
ジョン:卵に牛乳? 大丈夫?
ルース:……い、今が夏じゃなければ多分……。
GM:暑い描写とかしてないし、春か秋で良いよw
ルース:やった! フレンチトースト振る舞うよ〜。
フィオ:あ、忘れてた。
「ルース、蛮族と遭遇する可能性あるけど、大丈夫か?」
ルース:Σ(゜Д゜)!! そうでした!
エイル:本人w
ルース:「だ、大丈夫、多分。…………ダメだったらサニティお願いします……」
そういやこれ、大丈夫な時とダメな時どう分けよう?
フィオ:それこそダイス振れば? 冒険者レベル+精神ボーナスあたりで。
ジョン:あ、それ女性キャラが登場したら私もやろう。
エイル:失敗したらサニティですね分かりますw
GM:判定生えたwww
そうだな、出て来るかも、って構えてたら目標値7くらいで。
いきなりでも距離があったら目標9、目の前バッタリで11。
いきなり背後から出て来たら16とかで。
フィオ:最後の奴がホラー。
エイル:6ゾロ出さないと正気保てない。
GM:んじゃ判定行為が決まった所で『森の調査』ルール説明するぞ。
・フィールドは4×4の計16マス。
・マスは縦A~D、横1~4とアルファベットと数字が振られており、A-1がスタート地点。
・マスはAが森の外縁、Dが森の奥。
数字は左から1、2、3と並び、これは特に変化は無い。
・このマスを一つずつ調査していき、この16マス全てを回らなければならない。
・移動は隣り合ったマスのみ。
・一マスごとに30分経過する。一度通ったマスなら15分。
・マスを移る毎に2d6を振り、以下の表によってイベントが決定される。
ABエリアイベント表
2.ボスイベント
3.探索
4.ゴブリン×2
5.グレイリンクス×1
6~8.何も無し
9.ウルフ×4
10.スケルトン×3
11.探索
12.ボスイベント
・CDエリアに入ったらイベント表は変化する。
・イベント、探索は更に1d6を振る。内容は後に。
こんな感じで。あ、戦闘は基本簡易戦闘、固定値使用で。
フィオ:シンプル、ってか、ありがち?
GM:別にゲームクリエイターとかじゃないんだ。期待されても何も出来んぞ。
エイル:まぁ、まだゲーム自体に慣れてないし、変に複雑な事されるよりいいでしょう。
方針としては、A-1、A-2、A-3、A-4と回って、B-4に、って感じかな?
フィオ:だね。変にくねくね行く意味も無いし。
ルース:朝7:00出発だよね? 順調に行けばABエリアを回り切った所で11:00。そこでお昼休憩かな?
フィオ:それが切りいいかな。
ジョン:ふむ。特に質問も無いし、始めようか。
[森の入口A-1]
GM:ではサイコロ振ってどうぞ。
フィオ:んじゃ俺から。コロコロ。
「4」「6」=10 →スケルトン×3 をや。
GM:まさかスタート地点から!?
一行が森に入ると、早速何かが現れた。動いてはいるものの、それには生命の気配が無い――アンデッドだ。
もう名前出しちゃったけど魔物知識判定どぞ。
ルース:「うわっ!? なんか出た!??」
初っ端から出ると思わなかったんで驚くよ。
ていうかスケルトンて見た目的に他のモンスターと間違えようがないよね?
フィオ:いや、亜種が居るからそうでも無い。
魔物知識判定「1」「2」=3+4=7
ッチ。知名度は抜いたが弱点は抜けなかった。
「あいつはスケルトン。別段強くは無いし大した特殊能力も無い。ハッキリ言って雑魚だ。が、こんな所に出るおかしいな……」
ジョン:律義なロールプレイなのかGMを困らせに行ってるのか。
GM:(-_-;)一応スケルトンのHP出すか。
スケルトンA HP15
スケルトンB HP15
スケルトンC HP15
ルース:「なんか分かんないけど倒せばいいんだよね!」
先制判定「4」「1」=5+5=10
ん? 同値? これ成功? 失敗?
GM:ちょい待って。(ルールブックぺらぺら)
あった。先制判定ではPC優先、と。先攻取ったぞ。
ルース:良かった……!!
エイル:こういう所が、やってみないと気が付かない点なんだよね。
さて、【フィールド・プロテクション】は要る?
フィオ:そうだねぇ。弱くてもダメージは入るし、使った方が薬草節約出来るかな。
「エイル、防御魔法頼む」
エイル:「了解。【フィールド・プロテクション】」
行使「6」「3」、成功。
ルース:動いていい? 突っ込んでスケルトンAに攻撃!
命中判定「1」「1」ファンブル
_| ̄|○ il||li
エイル:まさかの一発目www
フィオ:今回も期待してるよルース。俺も乱戦エリアに入ってスケルトンAに魔力撃。
命中判定「6」「1」=7+3=10 命中。
威力「2」「5」=⑦3+3+5=11
そういや、こういう出目とかやっぱり律儀に書くの?
GM:防御点3を引いて8ダメージ。
スケルトンA HP7
あー、確かに面倒くさいし、ぶっちゃけ真面目に読む人少ないだろうし。
でもここ省くとただ当たった、ダメージ入っただけになる。TRPGの大きな特徴の一つだし、あまり省きたくはないんだよなぁ……(悩)。
ジョン:その辺も試行錯誤して行けばいいのでは。とりあえず、計算省いて結果だけ出すとか。こんな感じで。
スケルトンAにクロスボウで攻撃。
命中16 Hit! ダメージ4
(ダメージはスケルトンの防御点を既に引いてある)
GM:スケルトンA HP3
大分シンプルになったな。うむ、しばらくはこんな感じで行こう。
唐突な遭遇に動揺したか、ルースは足を滑らせ槍は空を切る。続くフィオ、ヨハンの攻撃は着実に不死者を削った。しかし思考力も痛みも無いそれはカタカタと骨を鳴らすのみ。
スケルトンのターン。こいつ等は思考力無いらしいんでサイコロで攻撃対象決めます。
スケルトンA、フィオに攻撃。
フィオ:10 回避成功。
GM:スケルトンB、ルースに攻撃。
ルース:12。回避しました。
GM:スケルトンC、ルースに攻撃。
ルース:13。回避しました。
GM:一度も当たらんかった。
[ラウンド2]
フィオ:レベル1だし、こいつ等は作戦とかいらなさそうだな。順番に伸して行こう。
ルース:りょーかーい。スケルトンAに攻撃! 今度こそ!
命中15 当たり! ダメージ11!
GM:スケルトンA、死、最初から死んでるし……沈黙? とにかく倒した!
エイル:アンデッドは言い回し困るよね。
フィオ:しまったオーバーキルに過ぎる。ルースにはB殺って貰ってAは俺かヨハンが止め刺すべきだった。
スケルトンBに魔力撃。
命中12 命中した。ダメージ5。
GM:スケルトンB HP10
ジョン:スケルトンBに攻撃。
命中9 あっ、外した……。
エイル:僕はどうする? 〈かばう〉要る?
フィオ:そうだななぁ……。来て貰おうか、少なくてもダメージ入ったら回復しなきゃだし。
エイル:はーい。通常移動で乱戦エリアに移動。フィオに〈かばう〉宣言して終了です。
GM:エネミーターン。
スケルトンB、エイルに攻撃。……なんでよりによってそいつ選んだ。
エイル:後から来て目立ったかな?
平目だけどサイコロ振って、はい7。叩かれます。
GM:相変わらず避ける気無し。そしてようやく当たったのにダメージ0かよ。(ダメージ量が防御点以下だった)
フィオ:エイルは安心感あるなぁw
エイル:任せて♪
GM:スケルトンC、フィオに攻撃。
エイル:〈かば〉いまーす。
GM:ダメージ……はい0! 何の成果もありませんでした!
[ラウンド3]
ルース:攻撃どうする?
フィオ:Bやっちゃって。
ルース:了解、スケルトンBに攻撃。
命中12 当たり。ダメージ6。
GM:スケルトンB HP4
フィオ:スケルトンBに魔力撃。
命中11 ダメージ8!
よっしゃ倒した!
ジョン:残り一体だね。スケルトンCに攻撃。
命中13 ホッ、当たった。ダメージ4。
GM:スケルトンC HP11
特に波乱も無く削ってってるな。スケルトンC、ルースに攻撃。
ルース:回避14 避けたよー。
[ラウンド4]
ルース:あといったい! スケルトンCに攻撃。
命中14 命中。ダメージ10。
うわ微妙。
GM:スケルトンC HP1
ラス1で耐えるとか主人公かよ。
フィオ:そんなスケルトンに止めを刺そう。スケルトンCに魔力撃。
命中7 外しました。
…………orz
ジョン:どんまいw
スケルトンCに攻撃。
命中14 当たり。ダメージ6。
GM:さして苦戦する事もなく、全てのスケルトンはただの骨に戻った。戦闘終了。
しかしキレイに一人ずつ止め刺したな。
フィオ:消耗もエイルのMPとジョンの矢だけだったしね。
GM:やっぱこのレベルだと何体出しても嫌がらせにしかならんな。
フィオ:時間稼ぎにもなるんじゃない?
ルース:それより剥ぎ取りしよー。
剥ぎ取り結果。
魔力を帯びた骨×1
フィオ:……オール無しよりはマシか。
エイル:「うん、危なげ無く倒せたね。それにしても森に入った途端遭遇するなんて……ルーサーさんの勘は正しかったか」
フィオ:「だな。いつ何が起きても可怪しくなさそうだ。気を付けて行こう」
ルース:「うん」(真面目な顔でコクリ)
ジョン:「ああ」(シリアス顔)
GM:(サイコロ次第では『何も無かった』マジ有り得るんだよな……。ボス出て来るの祈ろう)
[A-2エリア]
GM:ほいじゃサイコロどーぞ。
ルース:次俺〜。11。
GM:探索だな。探索判定やってくれ、目標8。
フィオ・ルース→9
エイル・ジョン→14
GM:仲良しか。では全員成功したところで――何があったか振ります。
探索表
1.足跡(蛮族)
2.落とし物
3.足跡(動物一匹)
4.足跡
5.足跡(動物複数)
6.何も無し
フィオ:ってこれから決めるんかい!
GM:そう! 判定で良い数字出してもここで『何も無し』引けばそれまで! 既に出たアンデッド引いたらアンデッドがどの方向から来たか分かるだけだよ!
エイル:調査依頼だから無意味ではないか……。
GM:って訳で振ります。
コロコロ「1」足跡(蛮族)
四人はそこで足跡を発見した。蛮族のものと思って良さそうだ。更にエイルとヨハンは足跡が何処へ向かっているかも分かった。
あ、ここもこれからサイコロ振るよ。
フィオ:サッサとやれや。(-_-;)
GM:ほいよ。1・3・5A→3、2・4・6→B2で。
コロコロ「5」A3。
エイル:そういう感じで行くのかー。
GM:なんせGM=プレイヤーだからな。こうしないと何が起きるか分からないドキドキ感を味わえない。
フィオ:ホントにThe一人遊びだな。