類稀なる才能を捨ててる自覚はある
受験生、冬休み。
冬季講習がある。全9回、今日で6回目だ。
まだ一回も行ってない。今日だって12:00からはじまるのにいま14:35まだ布団の中。
これでバカだったらまだ割り切れる。もしわたしがバカだったら両親がわたしが勉強しないことを咎めてくれるだろうし、もしわたしがバカだったら学校も危機感を煽ってくれるだろうし。
なにより、バカだったら勉強をしないことで無駄になる偏差値が少ない。
不幸なことに、望んでもないのにわたしは頭がいい。ナルシストとかそういうんじゃなくて、ただ客観的にも数字的にも頭がいいのだ。努力のどの字も知らないくせに、模試を受けたら大体偏差値70は超える。
よくテレビとかでこの知的障害の人はある1つのことだけは意味わからんくらいできるんだよみたいな特集をしている。普通のことはできないけど円周率は10000桁言えるよとか、コミュニケーションは取れないけど一度見た風景を全部覚えてスケッチできるよとか。わたしもその類の人間なんじゃないかって思う。めっちゃ厨二病みたいだけど。わたしの場合は、勉強が一切できないけど、模試のテストの答えがなぜかわかるみたいな。
わたしは頭がいいので、いま勉強をしないことがどんなにダメなことか分かります。わたしは頭がいいので、志望校に入るとどんな幸せな人生が待っているか分かります。わたしは頭がいいのでいまの生活がどんなに志望校を遠ざけているか分かります。でもわたしは今日もきっと勉強をしません。
有り余る才能を全て理解した上で自ら捨てて苦しんでる哀れな人間です。
死にたい。