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第82話:ある海の風景2日目の夜

夕飯を食べた後(作ったのは俺と会長)俺達はまた外に出てきた。


手には水の入ったバケツとライター。そして大量の花火。


花火は全員の荷物から出てきた。まぁ、あの時は驚いたな。


会長が花火しようって言った時みんな部屋に戻って花火を手に降りて来たんだからな。


やる場所は昼間泳いだ所とは別の砂浜。


着いてビックリ。外灯が無いから本当に真っ暗だった。ただその分星は綺麗に見えたけど。


「それでは始めましょう。」


各々が花火を手に取り火を着ける。その際最初から線香花火を手に取った純に


「それはまだ早い。」


と一言かけて置いた。


嵐と巴は手持ちの連発花火を数本手に取りお互いに距離を取った。まぁ、やるとは思ってたけど案の定花火に火を着けてお互いに向けやがった。撃ち合いをするのも結構だけど小さい子供もいるんだからな。


そんな事言いつつロケット花火を嵐に向けて点火したけど。


「誰だ!スナイパーは何処だ!」


とか嵐が叫んでたけど。



一方会長、純、あきら君は手持ち花火をやってる。砂浜に城を作ってからあきら君の純に対する視線が違うからな。なんて言うか『尊敬』みたいな感じか?多分今回もあきら君に引っ張られたんだろうな。


んで俺はというと手持ちの連発を何本かまとめて紐で縛っている。さらに導火線を繋げて一本にしてっと…。


それと同じものをいくつか作る。


…よし。完成っと。


「巴。これ。」


そのうちの一本を巴に渡す。


「えっ何?…こ、これは…!」


巴も判ったみたいだ。普段なら一発づつ間隔を開けてじゃないと撃てない弾をほぼ間隔無しで撃てるようになったこいつの凄さを。


「これは凶悪ね。」


そんな事をいいながら導火線に火をつける巴。何故か笑顔だ。


「嵐〜!」


「えっ!おわっ!な、なんだ!」


巴と声と共に発射されるたくさんの花火。攻撃するタイミングがなく逃げ回る嵐。


「ぎゃーーーっ!」


あ、当たった。


弾が当たり足の止まった嵐に絶えず攻撃をする巴。地獄だねぇ。


俺は地獄から目をそらす様には会長達の方に行った。


「あきら君、楽しんでる?」


「あ、真お姉ちゃん!楽しいよ!」


花火に照らされたあきら君の顔は満面の笑顔だった。


「桂木さんはあちらに参加しないのですか?」


会長が聞いてくる。あちらとは花火戦争の事だろう。


「こんな服装ですから。火傷しそうなので…。」


花火を撃ち合うんだから肌の露出は控えなければならない。だが俺は旅行中はスカート履かされてるからマズい。当たると火傷するかも知れない。


「その言い方ですといつもはやってるのですね?」


「ええ、まぁ…。」




そんなこんなで夜はふけて行った。


ちなみに嵐はボロボロになっていた。合掌。

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