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第143話:ある出発前の風景

「わざわざ見送りなんか来てもらって悪いな。」


今日はいよいよ出発の日だ。…ってそんな大層なもんじゃないんだけどな。


「まこっちゃん、頑張ってね。」


「おう。」


あぁ、頑張って平和な学園生活を送ってくるぜ。


「…侵入できなくて残念…。…頑張ってきて…。」


「あ、ありがとな。」


侵入して何をするきだったんだ?色々聞きたい気もするけど聞いたら後悔しそうだな。


「形的には我が校の代表になります。くれぐれも問題を起こさないで下さいね。」


「わかってますって。」


そっか一応代表なんだな。ちと面倒だな。


「兄貴、部屋は物置にしとくから。」


「ふざけんな。2ヶ月なんだからな。」


「冗談。一応掃除しとくから。」


なんか気が利くな。舞も成長してんだな。


「まぁ気楽に行って来なさい。なめられんじゃないわよ?なんなら得物持っていく?」


「い、いや、いい。必要ないだろ…。」


これは多分心配してくれてんだよな?そうだよな?そうであって欲しいぞ。


「真。向こうでお嬢様ひっかけんなよ。」


馬鹿かコイツは。一応見た目は女なんだぞ?


「ただもしひっかけたら俺に回せ。俺のこの深い懐と大きな愛で5人や10人なら…。」


ドカッ!スパァーン!ゴスッ!ドゴゴゴッ!ゴンッ!


「うごぉ……ぐはぁ…。」


バタン………


こいつはいきなり一体何を言い出すんだ。全く…


なんか空気も悪くなっちまったな。


「…な、なんか見送り来てもらって悪いな。」


これなら多分乗り切れるはずだ。多分俺の意図はわかるだろう。


「ま、まこっちゃん、頑張ってね。」


「…気を付けて…。」


「…代表としてお願いします。」


「行ってらっしゃい、兄貴。」


よし!4人には通じた!…ってゆ〜ちゃんは?

ゴスッゴスッゴスッドカッドカッドカッ!


…マウントとってフルボッコにしてるよ。『嵐』が『嵐だったもの』に変わって…なんか青少年には見せられないな…。トラウマになるぞ、絶対。


「あ、真。コレは巴ちゃん達が責任持ってなんとかするから安心して。」


人任せだ。教師にあるまじきってより人として良くない事だ。


「私は嫌ですよ!」


「…私も…。」


「私もご免です。」


「………。」


嵐、全員に敗退…。惨めだ。惨め過ぎるぜ…。


ってこんな血の流れてる状況での見送りってアレだな…。なんかスッゲー嫌だ。

ご愛読ありがとうございます。『桂木さんの日常』はここで一区切りになります。自己満足な小説でしたが読んで頂いた皆様ありがとうございます。




闇の処刑人

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